Canon EOS R1のスペック情報が続々!
ここのところ、一気に情報が流れ出てきているEOS R1。
ただ、先日は「画素数2,400万画素?」という情報を目にして、
「さすがにフラッグシップ機としてはもう少し欲しいのでは?」
と考える記事を書きました。
「2,400万画素」といえば、R3やR6 MarkⅡと全く同等。
もちろんダイナミックレンジが広がる等、画質そのものは向上するでしょうし、AF性能、連写性能も向上するでしょう。ただ、画素数は替えが効かない部分でもありますので、ターゲットがかなり絞られるフラッグシップ…といえるのかもしれません。
そんなR1ですが、更に詳しい情報が出てきています。
さて、どのように評価する?

連射、AF性能、高画質(否高画素)を突き詰めたフラッグシップに
今回Canon Rumorが掲載した情報は以下のようになっています。

このスペックに関して、写真家の小島征彦さんのYouTubeチャンネルでは、かなりの高評価を下していますね。
小島さんは野鳥等の動きものを中心に撮影していらっしゃるようで、以前からいたずらに画素数を上げることなく、画質そのものを上げることを提案していたようです。
小島さんが特に評価してるのが、「16bitメカシャッター」ですね。
快調が格段に豊かになるとのことで、「画素数は要らないので高品質な画像を」という小島さんのお考えに、R1はドンピシャのようです。

ただ、2,400万画素ということであれば、R3でも賄えますし、何だったらR6 MarkⅡだって相当優秀です。
ごく一部の動きもののプロを除けば、
「どうしてもR1が欲しい!」
という訴求性に欠ける面もあるかと考えます。
R6 MarkⅡ(MarkⅢの噂もありました)、R3、R1という3機種の見極めは、ハイアマには相当難しそうです。
逆に、ある程度の高画素が必要なユーザーにとっては、もはや選択肢は「EOS R5 MarkⅡ」しかない…ということになってしまうのか?
フラッグシップ…ということであれば、本来はR1が双方の中間あたりの3,500万画素周辺で落ち着いてくれれば、ラインナップとして整ったのでは?…と考えてしまいます。
なおさら、R5MarkⅡがどの程度の性能で来るのかが気になってきました。