キヤノン、ついにフルサイズRFマウントAFレンズ解禁か?
現状において、キヤノンではなく「ソニー」「ニコン」を選択する理由の1つに、
サードパーティー製レンズを使える
というメリットを上げる人も多いでしょう。
当然それぞれのメーカーの純正レンズが、性能面においても相性という面でも安心できることは明らかです。
ただし、シグマやタムロンを筆頭にするサードパーティー性のレンズにも「名玉」は存在しますし、何しろ価格面では相当に安価です。トータルのバランスを考えると、寧ろサードパーティー製のレンズを積極的に狙うユーザーも多いはず。
しかし…。
その選択ができないのがキヤノン。
最近になって「APS-C」のレンズ解禁は行われましたが、フルサイズのRFレンズに関しては、未だにキヤノン純正のレンズしか使えないのが実情です。
勿論キヤノン純正レンズの性能は間違いありません。
しかし、何せ価格が非常に高価。ソニーやニコンの純正レンズと比べても「割高」というのが一般的な見方です。
ただでさえ「ソニー優勢」と見られがちなミラーレス業界において、レンズ選択の柔軟性が要因となってキヤノンが不利に追い込まれているということは事実なのでしないでしょうか?
そんな中…。
ついにフルサイズRFマウントAFレンズ解禁か?…とい記事が来ています。
ホント?

2026年、シグマ以外のメーカーから?
記事によると、
キヤノンがついにフルサイズRFマウントレンズの販売をサードパーティレンズメーカーに認めるのではないかという噂が流れている。噂によれば、情報筋からの情報として、オートフォーカスのあるフルサイズRFマウントレンズが来年に発売される可能性がある
ということです。
RFレンズマウントのサードパーティーへの解禁は以前から話題になってはいました。
しかし、APS-C用が解禁になっただけで、フルサイズは置き去り。果たしてどの程度の間隔を置いて、フルサイズのお許しが出るのか?…ということは、アンタッチャブルな話題となっていました。
この記事では、敢えてその話題に触れています。
そして、「確認は取れていない…」と前置きしながらも、
「オートフォーカスがあるフルサイズRFマウントレンズが来年、もしかするとさらに早い時期に登場すると聞いている」
と述べているのです。
そして…。
非常に興味深いのは、
「最初のレンズはシグマではない」
という部分です。

恐らくは、いきなりシグマに許してしまっては、安価かつ高性能と意評価されているシグマ製互換レンズにユーザーが群がってしまい、キヤノン純正レンズの売上に影響が出る…と考えるいるのでしょう。
記事では、当初解禁になるのは、
「Viltroxのような中国ブランドの一つになると考えているのような中国ブランドの一つになると考えている」
としています。
この「Viltrox」は、YouTuberの蒼井ゆいさんがコラボしてレビューするなどして、徐々に知名度を上げている中華系メーカーですね。
私は、現在のキヤノンの「閉鎖主義」はカメラ業界にとってはマイナスでしかないと考えています。
ただでさえ一眼カメラの裾野が狭まっているとされている業界ですので、自分たちだけの利益を考えるのではなく、業界全体の動向を考えるべきです。
キヤノンRFマウントの解禁は、必ずやその助力になるはずです。