ポートレートモードの進化はiOS12で対応
今や,スマホのカメラで大概の写真を済ませる方々が殆どでしょう。
私のように一眼レフにこだわっているものにとっては,やはり集光部の大型センサーの威力は絶大で,スマホのカメラがいくら進化してもデジタル一眼,特に35㎜フルサイズの機種とそれなりのレンズとの組み合わせの前には,太刀打ちできないのも事実です。
しかし…,
そんなにこだわっているのはごく一部の物好きだけでしょうから,日常の写真撮影がスマホで代用できる時代の変遷には驚きを感じます。
それに加え,デュアルレンズ搭載のiPhoneでは「ポートレートモード」として,クローズアップしたい対象のバックを「ぼかす」技術が搭載させていましたね。
デジタル一眼では「レンズの絞り」の調整で行うものですが,スマホでそんな難しいことを考えずにできる簡単機能のようです。
この度,この「ポートレートモード」が,iOS12で大きく進化するようだと報じられました。
ターゲットの「輪郭探査能力」半端ない!
上記の記事で比較させているのがこの画像。
なんと,iOS12のポートレートモードでは,髪の毛一本一本まで撮影対象の「輪郭」を認知できていますね。
それに対してiOS11野方は,輪郭を「ざくっと」切り取った感じ…。
もはやその違いはまさに「一目瞭然」といったレベルですね
これ,実際に撮影すると,「違和感」というレベルで相当違ってくると考えます。恐らく今まではあったであろう「んっ?」「なんか違うな?」というほんのちょっとした感覚のズレが殆ど無くなるのではないでしょうか?
写真撮影の喜び,広げたい!
一眼レフでは,被写体やバックの距離の差とレンズの焦点距離・絞り等の様々な要素を組み合わせて考えるからこそ,写真を撮影する喜びが生まれます。
しかし,だからこそそれなりの写真を撮るためにはカメラ本体やレンズに対する投資をしなくてはなりませんし(その額は半端ありません),技術や経験も要求されます。
全く知識が無い人が撮っても,素敵なポートレートが撮れるのであれば,それは写真の喜びが広がっていくことだと考えます。
スマホだから…,デジタル一眼だから…とこだわるのではなく,素直に新しいポートレートモードを楽しんでみたいと思います。
わたし,これまでiPhone7でしたので,この機能恩恵にあずかることはありませんでしたが,この秋は恐らくiPhoneXSを手にすると思われますので,今から試してみるのが楽しみです。
現行iPhone7 Plus,iPhone8 Plus,iPhone Xでも,新iOSであれば新しいポートレートモードを体験できるのもうれしいところ。
OSの進化で機能も改善されるあたりが,一眼レフでは考えられない「特権」ですよね。