センサーをベゼル内に埋め込む技術を開発?
こと「最新技術」という点では,Samsungの右に出るものはないかもしれません。これまでも最新の技術を開発し,その技術を搭載した端末を世に送り出してきました。
また,あくまでも独自路線を行く企業というイメージもあります。最近での注目は,スマホのカメラ戦略。
Googleなどは,ソフトウエアによる画像処理を前面に出していますが,Samsungは「多眼レンズ」によってぼけを生み出そうとするなど,あくまでもハードを主流とした展開を図ろうとしています。
そんな中,今主流の「ノッチ」に関しても,Samsungは「NO」の立場を崩していません。さらに,今後もノッチにセンサーを埋め込むようなことはせず,なんと「ベゼル内」に組み込む技術を導入するようだという記事が来ています。
ただでさえ極薄のベゼルに…
中華スマホの中には,背面にカメラを置き,ポップアップさせるような端末まで開発されています。
今後のiPhoneはどうするのかなあ…と,考えたりしていましたが,Samsungは,なんとセンサーをベゼルに埋めるのだとか。
しかも,最近ではめっきり薄くなっているベゼルにです。
どのような技術かというと…
こんなことできるんだ…と感心させられるアイデア。
それにしてもあまりにセンサーの数が多すぎると思うのですが…。それぞれがどのように機能するのか,興味が湧きます。
そして記事内では,上記の図では雫型のベゼルにように表記されている部分も,実際には残らないだろうと記されています。
「どういうことだろう?」
と不思議に思っていると,いつものBen Geskin氏が,つぶやいておりました。Galaxyの画像です。
なるほど,「ピンホールレンズ」のように,カメラ部だけ孔を開けたディスプレイになるのですね。
まあ,「あり」でしょうが,なぜかiPhoneのベゼルよりも妙に気になってしまうのは私だけでしょうか?
以前にも書きましたが,iPhoneXSのノッチ,気になるどころかかわいくなってきてるんですよね。
「背面式」「スライド式」を覆す一つの提案
「ノッチを消す」
という次なるテーマについては,中華勢が提案する「背面式」「スライド式」のような物理的な動作を必要とするものに対する抵抗感が強いままです。
どうしても「不具合」「破損」等の物理的なリスクを負うことになりますし,「動作」に関する違和感が払拭できないような気がするからです。
だとすれば,このSamsungの提案はなかなかのものと言えるでしょう。
さらに,将来的にこのカメラさえディスプレイに内蔵する,しかも指紋認証システムさえも…という情報もありましたよね。
このSamsung方式,どのように評価されるのでしょうか?
また,Appleは今後,ノッチをどのように捌いていくつもりなのでしょうか?
2019iPhoneは「ノッチ縮小」であって「ノッチなし」とはならない,という情報が根強い昨今。
さてさて,どうするApple?