んっ? 「スマートヘッドホン」って?
先日は,これまで噂されていた「新型AirPods」が,今月末にも発表されるのではないか…という記事を紹介しました。
既定路線となっている「ワイヤレス充電」「Hey, Siri対応」「防水対応」というところは当然おさえてくるものとして,噂になっている「ノイズキャンセリング機能」に大注目です。
個人的には,AirPodsの形状でノイキャンは厳しいかも…と考えているのですが,どうでしょう。
ただ,上記3点だけだとすると,ちょっと弱いですよね。
個人的には,12月に発売される予定のゼンハイザーのワイヤレスイヤホンへと気持ちか前のめりになっており,「音質に関する強化」「その他のあっと言わせる何か」が付随しないと,すぐには飛びつけないかもしれません。
そんな中,これから発売されるであろう,Apple純正のヘッドホンに搭載されるかもしれない興味深い機能の話題が来ていましたのでご紹介します。
音楽鑑賞の「自由さ」と「快適さ」が売りとなるか?
以前から,このApple純正ヘッドホンも話題となっており,こちらについてもノイズキャンセリング機能に期待を寄せているところです。
しかし,今回の話題は「音の出し方」に対する考え方についての2点です。
1点目は,「左右のない」ヘッドホン。
記事によると,ヘッドホンの左右に取り付けられたそれぞれ5個ずつのマイクが周囲の音を感知し,左右を自動で判別してオーディオを割り当てることができるとのこと。
まあ,Appleらしいといえばらしい,「自動化」に対する考え方です。
逆に言うと,「無くても肝心な部分に関しては困らない」ということなのですが…。
2点目は,「ビームフォーミング機能」。
ヘッドホンに取り付けられた計10のマイクでユーザーの音声を優先的に聞き取り,通話の際ユーザーの声以外の環境音を遮ったりすることができるとのこと。
会話,通話という観点で,iPhoneとの連携を意識した機能として生かされそうです。
しかし,私が気になったのは,このビームフォーミング機能が,「HomePod」で採用されているという内容。
その機能としては,「部屋の形状に合わせて効果的にサウンドを配置することができる」ということのようです。
もしこの機能がヘッドホンの音作りに採用され,
①周囲の音や会話の状況を自動的に判別して,最も聞きやすい,あるいは,高音質に感じやすい音の響かせ方にイコライズしてくれる
②個々の耳の形を自動的に判別して,効果的な音の響かせ方にイコライズしてくれる
などといった方向に進化してくれたら,「Apple流ヘッドホン」の真骨頂ともなり得る新提案に化けるのではないでしょうか?
「Apple純正」という意味合いに期待してしまう…
いざ「Apple純正ヘッドホン」となると,「Apple純正」という部分に大きな期待を寄せてしまいます。
また,AirPodsのように,その期待を裏切らない製品を世に出すことができるのもAppleです。
例えば,上記の①に関していえば,これ,「Apple流のノイズキャンセリング機能」と言えるものになるかもしれませんし,②に関しては,「Apple流のカスタマイズヘッドホン」と呼ぶことができるかもしれません。
②に関してはさすがに難しいでしょうが,そのくらいのインパクトを欲している自分がいます。
これまでのAppleのイヤホンに対する接し方を考えると,恐らく極端な「高音質」という方向には向かわないはずですので,「より快適に」「より自由に」音楽を聴くために,とのような提案をしてくれるのかが,非常に楽しみです。