Beats製品にも「H1チップ」搭載…まあ当然の動き
先日,第2世代AirPodsが発表されました。
すぐさまポチった私ですが,筐体デザインには変化がなく,「Wireless充電対応」「新H1チップの搭載」という点が売りの,マイナーチェンジモデルではあるようです。
しかし,W1チップに換わるH1チップにおいては,デバイスとの接続時間短縮,通話時間の大幅延長,遅延の削減等,「使い勝手」という点では大きな変化が期待できる内容となっています。
まあ,この点に魅力を感じなければ,初代をそのまま使用するという選択肢も十分にありだと考えます。今回は。
さて,初代AirPodsが発表された後,Beatsの「PowerBeats3」「BeatsX」が立て続けに発表されたことを記憶している方々も多いと思います。
今回も,第2世代AirPodsを追うように,Beats系のリニューアル情報が出てきました。
今回は「完全ワイヤレスイヤホン」になっての登場のようです。
「BeatsX」の音質アップに期待するが…
第1世代のBeatsX製品は,W1チップを搭載している点はAirPodsと同様ですが,いかんせん首もとを囲むように「ケーブル」で左右のイヤホン本体が繋がっており,これがくせ者でした。
特に私が購入したBeatsXでは,このケーブルの収まりが悪く,イヤホン本体の「小ささ」と「つながっている」という形状が影響して,非常にズレやすかったのです。
少なくとも私の耳では,BeatsXをしながらのランニングは到底無理でした。
その点AirPodsは,軽く,ケーブルレスであるため,あの形状からは想像もできないくらいズレにくいということは,これまでも本ブログでご紹介してきました。
しかし,これがケーブルレスになるとすれば,話は変わってきますね。
この筐体をどのように変更してズレ落ちないようにするのかという,技術的な面も楽しみです。
また,個人的にBeatsXの音質は非常に優れていると感じています。こちらも,何回か話題にしてきました。
しかしです。
そのごゼンハイザーの「MOMENTUM True Wireless」を購入し,その音質が驚くほど優れているため,BeatsXの利用が殆どなくなってしまっています。
「ワークアウト時や聞き流して使いたいときはAirPods」「じっくり聞き込みたいときはMOMENTUM True Wireless」と,私の中で明確な役割分担が出来上がってる状態なのです。
そのくらい「MOMENTUM True Wireless」の音質が素晴らしい!
「完全ワイヤレスイヤホン」の選択肢が広がった今,Beats製品を選択する意味合いが非常に薄れているように感じます。
AirPodsは,その使い勝手のよさ,ズレにくさ,聴き疲れしない適度な高音質などで,Appleユーザーであれば絶対に外せない存在ですので,「もう1機種」を追加で考える私のようなユーザーであれば,「音質に特化したモデルを購入したい」と考える人が多いのではないでしょうか?
そうすると,ますますNew BeatsXの「音質」が重要になってきますね。
でも…。
価格的には「MOMENTUM True Wireless」並みの音質は難しいのではないかと考えます。
双方を比べると,それまでWirelessの中では「高音質」と考えていたBeatsXの音がかすんでしまうほど違いますので…。
個人的には,驚くほどの高音質かが図られていない限り,今回のBeatsXには手を出さないと思います。
Apple純正オーバーイヤー型ヘッドホンに向けて
私の目はすでに年末に向かっております。
昨年の段階で,「2019年末に発表予定」とされていた,Apple純正オーバーイヤー型ヘッドホンです。
これが,「ノイズキャンセリング機能+高音質」という魔法をまとってるのなら,即買いなのですが…。