新型iMac2019,実際の使用感は?
昨日は,到着したiMac2019の「体力テスト」として,Geekbench4のベンチマークスコアに関して,2017モデルと2019モデルとを比較しながら考えていきました。
結論から言えば,「シングル」「マルチ」というチップ性能面では大きく向上。特に「マルチ」の部分では,2017モデルに比べて50%以上の性能向上が見られたということ。
反面,グレードアップしたはずの「グラフィックス性能」に関しては,「向上無し」という意外な結果に…。
様々条件が重なってのことだとは思いますが,まあ,それほどグラフィックス性能が必要な作業をぐりぐりとこなすわけでもないので,このくらいあればいいのか…と,自分を納得させているところです。
まあ,チップ性能の向上がなかなかですので,よしとしましょう。
さて,今回は,前回お届けできなかった Blackmagic Disk Speed Testによるスコアと,実際に使用してみて変化はあるのか…という点について書かせていただきます。
んっ? こんなもんだっけ?
まずはBlackmagic Disk Speed Testのスコアから。
2017年モデルはSSD512GBで,2019年モデルはSSD1TBですので,速度アップを期待していたのですが…。
「読み込み」は納得のスコア。速いですよね。
問題は「書き込み」です。
2017年モデルのデータを保管していなかったのですが,どうでしょう…。
確か前回も書き込みの方が遅かったようには記憶してるのですが,それにしても期待していたほどの「大幅アップ」とはならなかったようです。
WEBで見ますと,読み・書き共に同等のスコアが出ている情報もありますので,私の「書き込みが劣る」という状態はどうなのですかねえ?
ちなみに,MacBook Pro(Late2016)SSD256GBでも同様の傾向です。
まあ,3年前の256GBと比較すると,かなり速いんですけどね…。当たり前か!
実際の使用感は?
さて,最大の感心時である実際の使用感についてです。
2019年モデル…,速さが目に見えて分かりますよ!
2017年モデルでも,もちろん全く不自由は感じていませんでしたが,2019年モデルは更にストレスがなくなった感じ。
具体的に言いますと,
「画面の切り替え時,アプリの立ち上がりや反応」
などの,日々接している部分でのレスポンスが大幅に向上しています。
例えば,2017年モデルでは,アプリの立ち上がりや,写真の読み込み等に「つっかかり」のようなものが存在し,
「あれっ? こんなに時間がかかったっけ?」
と感じていた「PhotoshopElements」での動作が大幅に向上しました。余計なタイムラグが「消滅した」感じで,作業そのものが非常になめらかになりました。
また,最も使用頻度が高いSafari。
特に違いを感じるが,私独自の使用環境においてです。
これまでも本ブログでお伝えしてきましたが,「ダークモード」をSafariでも味わうために,「Nightlight」というプラグインアプリを使用しています。
この「ダークモード化」が,結構マシンに負担を掛けているのです。
無理矢理「ダーク」にしているということで当然なのかもしれませんが,2017年モデルでは,ページの切り替えごとに「頑張って黒くしている感」がしっかりと伝わってきていました。こちらもPhotoshopElements同様,結構なタイムラグがあったのです。
しかしも2019年モデルでは,このタイムラグが消えました。
2017年モデルでNightlightを使用しないでページを読み込んでいるのと同等の使用感です。
これは本当にありがたい。
何をするにしても,これまで一呼吸待たされていたものが無くなるのです。
このストレス軽減ぶりは,
「買い換えてよかった〜!」
と思わせてくれるのに十分な「成果」だといえましょう。
まだそれほど重い仕事はしていませんが,これまでの様子を考えると,結構な違いを体感できるものと期待しています。
やっぱり「6Core化」の影響ですかね?
第8世代はやはり「あたり」の世代のようです。
さて,次回は2019年iMacの実力踏まえた上での,今後のMacとの付き合い方について考えてみたいと思います。