Geekbench 5での「Mac Pro」ベンチマークスコア現る!
「ベンツが買える!」
と話題になっている新型「Mac Pro」。
当然その性能には大きな関心が集まっていました。
そんな中,ついにGeekbench 5のベンチマークが公開されました。
なかなか興味深い結果となっています。
「シングル」と「マルチ」と…
今回のデータは,Mac Proの中でも,比較的低価格帯(それでも価格オバケですが…)のチップを搭載する機種構成のみのデータ公開となっています。
まずは早速結果から…。
非常に意外な結果と納得のいく結果とに二分されることに…。
意外な面とすれば,超高価格なチップを搭載しているはずのMac Proですが,こと「シングルスコア」に関しては,既存のiMac,iMac Proの後塵を拝しているということです。
「Xeon」がマルチに特化したチップだということは分かりますが,それにしても負けますか? iMacに?
しかし,これが「マルチスコア」になると一変!
iMac Proを軽く凌駕するスコアをたたき出しています。ある程度は予想していましたが,やはりすごい!
これ,「28Core」のモデルは一体どうなるんでしょうか?
こと「マルチ」に関しては,今後数年間は盤石の地位を占めそうな「納得のMac Pro」ですね。
「一般人」にとっても救いのMac Pro
「マルチ」の驚異的なスコアを見ながら,なんだかほっとした自分がいました。
どういうことかというと,
「やはり一般人はiMacで十分」
と,改めて確信できたからです。
特に,「シングルスコア」において,iMacの性能が非常に高いということが分かったことが救いです。Mac Proでこなすような映像関連の作業をしないのであれば,iMacのシングルスコアの高さは一般人にとっての「お守り」となります。
価格の違いを考えたら,Mac Pro,iMac Proを遙かにしのぐ「コスパのよさ」を痛感します。
さらに…。
恐らく今後発表されるであろう「10Core/20スレッド」の「Comet Lake-S」が搭載されたなら,マルチ面でも更なる向上が図られ,いよいよお買い得感が高まっていくのではないでしょうか?
個人的な方向性を考えたときに,一眼メラーレス「EOS RP」を購入し,RAW現像などをやる機会が増したとで,Canonの純正現像アプリ「DPP」の遅さが非常にストレスになってきており,ただいま絶賛悩み中です。
これまでのiMac購入の方向性として,「梅モデル」をベースにメモリとストレージを多少奢る…という考え方できたのですが,現在のストレスを軽減するとすれば,「松モデル」でCPUを奢る方向へと転換する必要があるのでは…と考えているのです。
その代わり次の購入後はしっかり2年間は継続して使用する…。
と考えると,やはり,
「Macはある程度の性能のものを購入した方が,結局は得をする…」
ということか…。
2020年春,来ますかね? 新型iMac?