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「REALFORCE for Mac」の衝撃!②〜キー加重30㌘の意味合いとAPCの絶対的カスタマイズ性〜

入力スピードでもMagicKeyboardに負けない「REALFORCE SA for Mac」

 前回は,ついに到着した「REALFORCE SA for Mac」の第一印象についてお知らせしました。

 心を鷲づかみにされたのは,「シルキーで快感さえ覚えるキータッチ感」
 しかし,それだけではなく,実際の入力スピードでもMagicKeyboardには負けていない印象です。

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 私,MagicKeyboardの入力スピードには相当高い評価を下しております。
 恐らく,キーストロークが浅いことがその要因だと踏んでいます。
 単純に考えて,キーが浅い方が早く押せるわけですので。

 しかし反面,キーストロークか浅いことで,私はミスタイプが多かった印象です。それまでWindowsで使用していたRealForceと比べて。
 これには,私が「ひらがな入力」であり,指を動かす範囲が広くなってしまうという個人的な要因があるのかもしれません。
 しかし,トータルで考えると,MagicKeyboardの方が若干速いかも…と感じておりました。
 ところが今回手に入れた「REALFORCE SA for Mac」は,すべてにおいてMagicKeyboardを凌駕する印象。
 さて,その要因とは?

 

キー加重30㌘とAPC

 ズバリ,その要因は「キー加重」と「キーストローク調整」にあると考えています。

 私がこれまでWindowsで使用してきたRealForceは,テンキー付きが「45㌘固定」,テンキーレスモデルが「変荷重」
 変荷重モデルは,左右の小指で押す部分が「30㌘」,その他の部分が「45㌘・55㌘」だったと記憶しています。

 逆に,今回導入した「REALFORCE SA for Mac / R2SA-JP3M-WH」のキー加重はすべてのキーが「30㌘」です。つまり,全般的に「軽い」わけですね。
 この「軽い」という部分が,効いているのだと思うのです。

 どういうことかというと,MagicKeyboardの浅い打鍵感に慣れていた私にとって,従来のRealForceの「重さ」と「キーストロークの深さ」が邪魔になっていたのではないかということ。慣れとは恐ろしいものですね。
 MagicKeyboardの「軽い打鍵感と浅いストローク」でスピードアップしていた私の打ち方と,これまでのRealForceとの間にずれが生じていたわけです。

 このずれを埋めたのが,「30㌘」という軽い打鍵感と,APCによる「ストローク調整」です。
 キー加重に関しては,単純に「30㌘」の数値を見れば分かりますね。
 では,キーストローク。
 APCとは,キーストロークをアプリ側で調整できるという夢のような機能です。

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 現在私は,東プレが推奨しているように,すべてのキーストロークを最も浅い「1.5㎜」にセットしています(これについては後述)。
 つまり,入力時に浅いストローク一で認識されるため,自ずと入力が速くなるわけです。私の入力では,「浅いから誤入力が増える」といった不都合が今のところありませんで,私にとってはラッキーでした。

 気になって,Windows10時代のRealForceの箱を見てみると…
 なんと,「ストローク長 4.0㎜」と書かれておりました。
 そりゃ,MagicKeyboardになれてしまうと,「遅く感じる」訳です。

 「軽く,浅いストローク」
 これは,元来MagicKeyboardの利点でした。
 しかし,この利点をRealForceで味わうことができるわけです。
 しかも,RealForceは「とろけるような打鍵感を味わえる」という絶対的な推しポイントが存在します。

 これでもう,RealForce以外の選択肢は,私の中から消えたわけです。

  ちなみに,前述した「東プレが推奨するAPCのセッティング」に関するTweetがこちら。

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今後も無制限でカスタマイズが可能

 また,このAPCはいつでもアプリから「一つ一つのキー単位」でカスタマイズすることができます。

 つまり,「1.5㎜」という浅さで,ある特定のキーだけタイプミスが頻発する場合,そのキーだけ深さを「2.2㎜」に変更する…ということができるわけ。

 なんともかゆいところに手が届く!
 ということで,次回は「アプリによってどの程度カスタマイズが効くか」という点について書かせていただきます。

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