「HHKB Professional HYBRID Type-S」を購入!
これまで、Mac用REALFORCEを使用してきました。
以前にレビュー記事を書きましたが、Mac用のREALFORCEは、JIS版であってもキートップの印字はアルファベット。しかも、私は「ひらがな入力」であるため、正に異様な「変態打ち」になっているわけですが、ブラインドタッチの賜か、これが全く苦にならない…ということをお伝えしました。
実は、このとき購入したのガ、押下圧30gのタイプでしたが、余りに軽すぎることに気付き、再度MagicKeyboardに移行した後、変荷重タイプのREALFORCEを買い直した…という経緯がありました。
それ以降はREALFORCEで満足していましたし、恐らくこれを使い続けて行くだろう…と考えいたわけです。
しかし…。
心のどこかに引っかかっていたのが、もう一方の「静電容量無接点方式」の雄「HHKB」です。
実は、2019年のMac版REALFORCE購入の際にも気になっていたのですが、当時は「キーマップ」を自由にカスタマイズできるのはWindows機だけでした。
HHKB本体の問題ではなく、ソフトウエアが未対応だったということ。
ただでさえキー配置が独特で、純正のMacキーボードとの互換性という点では壁があったHHKBだけに、当時は「試してみよう…」という行動を起こすことができなかったわけです。
しかし、そのキーマップ変更ツールが、昨年の6月にMacに対応していたようで…。
全く気付いておりませんでした…。
遅ればせながらですが、その事実を知ってしまったからには、試さずにはいられません。
私にとってキーボードの打鍵感は、非常に優先順位が高い項目です。
しかし、
「さすがにREALFORCEを超えるのは難しいか…」
とも考えていたのも事実。
さあ、いざ実践です!
Mac用カスタマイズは一瞬で…
まずもって箱が超小型。REALFORCEの箱は馬鹿でかかったので、拍子抜けするくらいです。しかし、真っ黒で渋い。箱のセンスはHHKBの圧勝ですね。
本体を取り出すと…。
いや〜、小さい。小さすぎる!
REALFORCEと比べてみると…。
とんでもないことになっております。
個人的には、テンキー付きの筐体の方が好みであり、HHKB右側の「スカスカ感」が半端ないわけですが、これ、REALFORCEのテンキーレスキーボードを使用しているとき以上の感覚です。エッジ部分が極限まで削られていることに加え、REALFORCEのテンキーレスは、右側に矢印キー等の10㎝ほどの部分がくっついているからだと、理解しました。
使用していると、右手がスカッと空振りしてデスクを叩く…という奇妙な現象が起こります。
さて、このHHKBは、Windows・Mac双方に対応しており、底面のDIPスイッチで設定します。Mac用ということで、左端をONに。
最後に、キーマップのカスタマイズです。
JIS配列用のHKKBですと、独立の矢印キーもありますし、それほどいじくる必要が無いのが助かります。
Macに接続すると自動ドライバーがインストールされ、デフォルトでは以下のようにキー配置されます。
ただ、このままですと、CommandキーとOptionキーの位置が逆になりますし、Capsキーは無効にしたいです。
また、スペースキー右側の仮名キーとCommandキーの位置も逆。
というわけで、インストールしたキーマップ変更ツールで以下のようにカスタマイズしました。
右側の仮名キーに関しては、位置はそのままですので、キートップを交換するだけで済みますね。
キートップを交換すると、以下のようになりました。
スペースキー左側に、Commandキーが2連で並ぶ…という奇妙なキー配置ですが、自分で設定しているショートカットのことを考えても、こちらの方が都合がよろしい!
まさかのREALFORCE超え!
答えを先に書いておきます。
HHKB、まさかのREALFORCE超えです!
次回に詳しく書きますが、まだ100%とはいえない操作性の慣れを除いても、打鍵感で言えば「最高」です。
どの点でREALFORCEを超えているのか…。
それについては、乞うご期待!
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