「MacBook」と「Air」の改訂で見えてくること…
新型Macが多数承認登録されたことにより,「次のMac」が話題を醸し続けています。 EEC(ヨーロッパ経済委員会)に登録されたMacの型番の話題です。
結構な数の型番が登録されていることから,様々な憶測が流れているとともに,有名アナリストのミンチー・クオ氏の「16インチMacBook Pro」情報も乱れ飛び,Mac全体のモデル構成に対する雑音のようにさえ聞こえるようになっている状態だと感じます。
これまでの情報を整理してみると,
・MacBookAirのマイナーチェンジ
・MacBookのフルモデルチェンジ
・MacBookPro13インチモデルのマイナー
・MacBookPro13インチ(TouchBar無しモデル)のマイナー
・MacBookPro16インチモデル新設
といったところでしょうか?
まずもって,最もモデルサイクルが長くなってしまった「MacBook」は確定でしょう。
また,「Air」もCPUを強化しないともたないと考えます。
さらに,以前の記事でも書いたとおり,この両者の性能・価格面での位置付けは再考しないといけません。
「Air」の価格を下げるのが最も得策だとは思うのですが…。
さらに,最近になって「13インチPro」の改訂が確実視される情報が出たことから,「TouchBar無しモデル」ではないかという予想が強まっています。
こちらも,「ほったらかし」ですからね。
やはり問題は,16インチモデルの登場と,5月にマイナーチェンジしたばかりのTouchBarあり13インチProの改訂。
新規モデルになるのか?
15インチは残すのか,置き換えか?
13インチだけマイナーチェンジ,なんてことがあるのか?
迷走です。
そんな中,今後のMacの進路に影響を与える話題が来ています。
新「MacBook」「Air」に新キーボード搭載か?
「本題」と「余談」と…
この記事の「本題」は,Macがこれまでの悪評高き「バタフライキーボード」についに見切りを付けるのでは…という内容です。
この秋に噂される新MacBook,Airの世代から,これまでのバタフライ式からシザー式のキーボードに変更になるとのことなのですが,さあどうでしょう?
バタフライ式は,その「薄さ」や「どこを押しても入力が認識される」というよさを生かすために採用されました。
特に「薄さ」が第一命題だったのでしょう。
現行MacBookが発表されたときに初めて採用されたときには,かなり話題になりましたね。
しかし,それ以降の埃混入問題,異音問題等で,Appleは根本的な解決策を見つけられないままここまで来てしまいました。
その解決策が従来から存在する「シザー式」ということなのですが,記事を見ると「グラスファイバー」の素材を採用するなどして,恐らくはバタフライ並みの薄さや機能性を保証していることがうかがえる内容となっています。
そして「余談」…。
もしこの秋に「16インチMacBookPro」が登場するとして,そんなフラッグシップになる得る機種に,最新式のキーボードを採用しないなんてことがあるのでしょうか?
やはり「16インチ」は2020年登場?
やはり,16インチモデルの投入は2020年なのではないでしょうか?
この5月にマイナーチェンジモデルを投入したばかりの13インチ,15インチモデルですので,半年も経たずに置き換えの新モデルを…というのでは無理があるような。
「追加の新規モデル」としての投入であれば分かりますが,キーボードが16インチだけ時代遅れというのは,イメージ的にもAppleはやらないのでは…?
また,「TouchBar無し」の13インチProをこの秋にアップデートするとして,すぐさまその機種を時代遅れにするような改訂は行わないのでは…?
だとすれば,TouchBarあり13インチモデルそのものも,「フルモデルチェンジ」とはならないのではないでしょうか?
同様に,15インチモデルも据え置きなのでは…?
もう頭が混乱してきますが,いずれもうすぐ答えが出ます。
ユーザーが納得のできる道筋を照らしてほしいものです!