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2021年から,iPhoneは春夏2回のモデルチェンジ?〜本当ならiPhoneの戦略が変わる!〜

iPhoneの発表が春夏の2回に分散?

 2020年春,いよいよ「iPhoneSE2」が発表されるという噂が支配的になってました。 
 まあ,当初対されていた「ベゼルレス」タイプではなく,iPhone8の後継機という位置づけであり,少々残念なところはありますが…。

 それでも,A13Bionicという最強のチップを載せ,価格が大幅に抑えられそうですので,爆発的に売れてもおかしくない機種だと考えます。 

 これまでのiPhoneは,「9月発表」という流れがしばらく続いてきました。特別色等の追加等の例外的なものを除けば,全グレードが一気に発表・発売されてきた流れです。
 しかし,iPhoneSE2の発売がこの状況を変えるのか?

 2021年から,iPhoneが春と秋の2回,発表会を行うという情報が来ています。

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春は「普及機」,秋は「Pro機」?

 記事によると,
「Appleは2021年前半に新型iPhoneの発表を行い,2021年後半に再度,別の新型iPhoneを発表する計画を検討している」
とのことです。
 というか,iPhoneSE2が来春に発表されるのであれば,すでに2020年から実質この形に移行することになりますね。

 他のAndroidメーカーを見渡しても,年間に発表する機種の全てを一時期に集中されているメーカーはありません。Samsungでいえば春に「Galaxy」,秋に「Galaxy Note」を発表するとともに,随時その他の普及機,中価格帯機を発表しています。HUAWEIもしかりですね。

 素人目に考えても,新機種が一時期に集中するということは,ケアすべきことが一気に集中し,目が行き届かなくなる危険性をはらんでいるように思えます。
 Appleの端末は種類が少ないとはいえ,今年のようにiOSのビッグチェンジとも重なると,今後大変なことになる可能性も感じます。OSの不具合に加え,もし今年iPhone側にも致命的な欠陥が見つかっていたら…。
 考えただけでも恐ろしい…。

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 iPhoneSE2の発売を契機に,春は「普及機」,秋は「Pro機」というような棲み分けでモデルチェンジしていくことになっても,何ら不思議ではありませんね。

 

問題は「iOSの登場時期」とiPhone11相当機の扱い

 しかし,年2回の発表となると,これまでAppleが貫いてきた「美学」のようなものが崩れることにも繋がります。

 これまでのiPhoneでは,新iOSと新iPhoneとが基本的に同時に発表され,その相乗効果として「新しいiPhone」を体感できる状態をつくってきました。
 年2回の発表となると,これが崩れることになります。

 当然,秋の「Pro機」登場時にiOSの新バージョン発表時期を揃えてくるでしょうから,具体的にいえば,普及機は旧バージョンOSを登場したまま登場し,秋の新OSを待ってバージョンアップ…ということになるでしょう。
 しかし,これは同時に,
「最新機能を使うことが保証されない機種」
という烙印を押されることに繋がります。

 恐らくこれまでのAppleは,この部分を嫌っていたのだと考えます。
 スペックは異なれど,最新機種はOS共々最新機能が即使える…。「普及機」ということで,最新機能は求めない層が購入することが多くなりそうではありますが,なんだか寂しい気はしますね。

 さらに…。
 中途半端になるのが,現行の「iPhone11」相当のグレード。はっきりとグレードダウンしている「iPhoneSE2」であれば問題ないかもしれませんが,iPhone11は「普及機」という位置づけではあるものの,性能的にはフラッグシップと比べても遜色がありません。

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 「負担の軽減」という名目であれば,iPhone11相当の普及機も春の発売に持って行ければAppleとしては好ましいのでしょうが果たしてそれがふさわしいのか…。
 逆に,iPhone11相当機を現行のまま秋の発売で留め置いたのであれば,「負担」という意味で言えば全く変わらないわけで…。

 Appleが,現状このあたりをどの程度まで深く考えているのかは分かりませんが,今後の動向を見ていく上で,非常に重要な観点であるようには感じます。

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