iPhoneSE3の部品出荷準備が始まる?
これから年末年始にかけては、「Appleの新製品」ということで言えば最も落ち着いた時期に入るでしょう。昨年同様、新型Apple Siliconの驚きで、一年を締めくくろうとしています。
巷の噂では、「次」が「2022年春」という説が非常に有力ですね。
恐らくは、「iMac27インチ後継機」「Mac Mini」「iPhoneSE3」あたりとなるでしょう。いつものAppleであれば、「3月中旬〜」という時期で、そのときはやってくるでしょう。
さて、先日、iPhoneSE3について以下のような記事を書きました。
時期「無印iPad」が「ホームボタンなし」という情報が出たため、だったらSE3のホームボタンをなくし、2022年を「脱ホームボタンの年(Touchを除く)」にして見ては?…という内容です。
もちろん、「ホームボタン据え置き」という説が有力であることは知った上での提案だったわけですが、それでも「そろそろホーマーボタンはいいんじゃない?」というのが本音であることには変わりありません。
しかし…
どうやらやはりホームボタンは残りそうです。
「最廉価5G機」「最新A15Bionic搭載」が売り
記事によると、
DigiTimesが、VCM(ボイスコイルモーター。スマートフォン用レンズの部品)サプライヤーは依然として新型iPhoneの受注を減らしておらず、次世代iPhone SEシリーズが2022年前半に発売されることに向けて準備を進めている
と伝えているとのことです。
2022年3月という期日を考えると、そろそろ部品出荷を始め、来年早々に試作段階に入る…というスケジュールには説得力がありますね。
しかし…
ミンチークオ氏の最新の情報でも、ホームボタンを含め、デバイスデザインは変わらず…ということのようです。「より根本的なアップデート」は2023年になるようですので、この部分はかなり残念です。
「売り」は、5G機として最廉価のiPhoneとなること、そして最新のA15Bionicを搭載すること…ということになりそうです。現状のデザインで不満を感じていないユーザーであれば、性能が大きく向上することになりますので、「買い」のモデルになりそうです。
2023年モデルは「iPhone XR」ベース? 大きすぎない?
2023年モデルに関して非常に気になるのは、「iPhone XRベース」の筐体になる…という説があることです。
これ、サイズが大きすぎません?
サイズが2種類あり、例えばiPhone miniの「5.4インチサイズ」との2機種展開なのであれば分かります。
私は、姿を消すと言われているiPhone13 miniシリーズの思想をiPhoneSEシリーズが受け継ぐ…というのが理想的なモデル展開だと考えていますので、「6.1インチ」であるXRのサイズ感のみになるようであれば、これまで引き継がれてきた「SE」のコンセプトが失われてしまうような気がしてしまいます。
なんでもかんでも大型化…という昨今のAppleの考え方には、警鐘を鳴らしたい気分です。