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iPhone12は自社製アンテナ搭載?〜「上りリンク2×2 MIMO」に対応しないのは,自社製アンテナにこだわったから?〜

不完全な5G対応は自社製アンテナのせい?

 先日は,せっかくの5G対応のiPhone12なのに,上りが「2×2 MIMO」という複数アンテナによる高速通信に対応しておらず,十分な性能を発揮できないかもしれない…という記事を紹介しました。

 「2×2 MIMO」に対応しないことでどれほどの影響があるのかも分かりませんし,そもそも今秋の段階で,日本における5G体制がどれだけ進展しているか…という問題もあるわけで,もしかするとそれほど大きな問題にはならないかもしれません。

 しかし,Apple初の5G対応機に対してそのような中途半端なことをするのは,らしくない…と感じておりました。

 すると,ちょっと気になる記事が…。
 iPhone12にはAppleが自社開発したアンテナが搭載されるというのです。これ,もしかして「2×2 MIMO」非搭載と関係がある?

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プライドと利益のために製品を劣化させたのであれば…

 記事によると,

5G対応の「iPhone12」には,Apple自社開発したアンテナが搭載される,とFastCompanyが報じている。モデムはQualcomm製が採用される見込み

ということです。

 このQualcommとの間には,ロイヤリティーを巡っての闘争があり,結局はAppleが折れた…ということは記憶に新しいことです。時期は2019年4月。
 おかげで5G用のモデムに関しては確保できたわけですが,Apple側がいち早くQualcommからの呪縛を解くために,Intelのモデム部門を買収したのが同年7月末のこと。

 Appleとすれば,モデム,アンテナに関しては,できるだけ早く自社開発に切り替え,Qualcommへのロイヤリティーを支払いたくないわけです。
 しかし,さすがにモデムに関してはiPhone12に間に合わなかったようで,2021年iPhoneへの搭載が噂されています。

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 そして…。
 どうやらアンテナについては,自社生産の目処が立ったようですね。

 しかし,もしiPhone12が「2×2 MIMO」に対応しないのが,アンテナを自社生産したから…という理由なのであれば,非常に悲しいことです。

 ここまで「品質最優先」というイメージが非常に強かったiPhoneだけに,自社生産という「プライド」や,ロイヤリティーを支払いたくないという「目先の利益」が優先したのであれば,iPhoneのブランドを傷つけてしまうような行為のようにさえ思えます。

 

iPhone12の品位を守るには…

 「5G網黎明期」という運命づけられた時期に登場することになるiPhone12シリーズは,もはやそれだけで位置づけが難しい機種だと言えます。

 4Gと5Gの板挟みの中で,通信速度,4Gと5Gとの間でさまようことによって生じる電波の安定性・バッテリーへの影響など,恐らくはこれまでの機種以上に厳しい目で見られ続けることを運命づけられる機種となるでしょう。

 だからこそ,Appleには「正義」に基づいてiPhone12の品位を守る姿勢を示していただきたい。

「何故自社製のアンテナを使用するのか」
というユーザー側からの問いかけに対し,
「通信速度を押さえつつも,自社製アンテナの方が受信制度が向上する」
「アンテナ自社生産でコストが下がり,機種代金の低下にも繋がる」
等,肯定的な理由を添えることができるかが重要です。

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 自社製品を取り入れた結果,性能が低下した…ということではお話にならないわけで,Appleには世界的企業としての責任を果たしてもらいたいと考えます。