iPhoneSE4が来春くる?
iPhoneSE3の後継機に関しては、数年前からさまざまな情報が錯綜して来ました。
思い起こすと、「iPhoneSE Plus」というディスプレイ拡大版が追加されるのでは?…という噂がありましたが、その後の情報を見ると、
「次期iPhoneSE4は"iPhone14ベースの6.1インチディスプレイ搭載機"」
というあたりに落ち着きつつあるようです。
それだったら、iPhoneSE4は早々に登場してもよさそうですが、先日は「登場は2025年以降になる」という記事も出ていましたね。
どうもその背景に「Apple純正モデム」の存在があるようなのですが、今回その点に関する非常に重要な記事が来ています。
いよいよ登場…ということになるのかもしれません。
Apple純正モデムをあきらめられれば…
記事によると、
Appleの自社設計5Gモデム開発は依然として難渋しており、提供開始時期は2025年末〜2026年初頭になってしまう可能性が高いと、Bloombergが報じた。5Gモデムの提供開始時期がここまで遅れるのであれば、AppleはiPhone SE(第4世代)に搭載することを断念し、iPhone SE(第4世代)だけを早めに発売するかもしれない
ということです。
本来であれば早々に自社製モデムを開発し、それをiPhoneSE4に(もしかするとiPhone15あたりにも?)搭載して発売したい…というもくろみがAppleにはあったのだと思われます。しかし、本ブログでも再三紹介しているように、この「モデム」という代物は相当厄介なようで、なかなか思うような開発が進んでいない状況ですね。
しかし、ユーザー側からすると、モデムが理由でせっかくの発売機会を逸している…という現状は好ましいものとは考えていないでしょう。それよりも、新型SEを早く手にしたい!…という願望の方が断然強いものと予想します。
まあ、「大画面SE」というコンセプトがどれだけ受け入れられるかはわかりませんし、「廉価版」とはいえ、14ベースだと価格はそれなりに上がりそうですので、他メーカーの対抗としての効力がどの程度か?…ということでは不透明な部分も残ります。
何れにせよ、製品が登場してユーザーの審判を仰ぐことがスタート地点ですよね。
Qualcomm社製モデムを搭載して、「2024年春登場」でいいのでは?
思えば、「MicroLED」「M3 Extreme」「ディスプレイ下Face ID」等々、Appleの想定以上に開発が延びてしまっている技術はそれなりに存在します。しかも、これらは製品上、非常に重要なパーツとなっており、その遅れが製品価値を低下させてしまう可能性があるものばかり。
Appleとしては、これらの技術開発がうまくいくか否か…という部分が今後の命運を握っていると考えているのかもしれません。