楽天モバイル 「4/8正式サービス開始!」
第四のキャリアとして,この春から正式サービスの開始を宣言していた楽天モバイル。
本ブログでも,度々話題にしてきました。
3/3とされる料金体系の発表も間近に迫ってきましたが,ついにその正式サービスの日にちが決定したようです。
楽天モバイルの正式サービスは,4月8日開始!
Qualcommのイベントで三木谷氏が明言
記事によると,
Qualcommが米カリフォルニア州サンディエゴで開催したイベントに登壇した楽天の三木谷浩史社長とタレック・アミン最高技術責任者(CTO)が,4月8日から4G LTEのサービスを開始すると語った
とのこと。
5Gのサービスインに関しては,当初からずれ込むことが発表されていましたので,とりあえず4Gの正式サービスの開始にこぎ着けることができたこと自体はよかったですね。
これまで,散々総務省からの「お叱り」を受けていただけに,万が一にも「4月開始」が実現できなかったなら,楽天の面目は丸つぶれになっていたことでしょう。
さて…。
これで,3/3の料金体系発表がいよいよ楽しみになってきました。
誰しもが注目しているのは,
「他の大手キャリアと,特に金額的な面においてどれだけ差別化を図れるか」
につきます。
これまで散々「あっと言わせるものを…」といってきた三木谷氏ですので,発表したプランが中途半端なものだったなら,一気にそっぽを向かれる可能性さえあります。
ここは,3大キャリアだけでなく,格安SIM勢が顔面蒼白になるくらいの,思い切ったものを提示してくれることを期待しましょう。
課題の早期解決を!
恐らくは,「開業のご祝儀期間」は,あっという間に切れます。
楽天とすれば,残されたあまりにも大きな課題を,どれだけ早く解決するのか…ということが,生き残りのための最大の要因となります。
まずは,通信の安定性,独自通信網の早期確立という,通信キャリアとしての土台部分です。
これまで行ってきた「無料サポータープログラム」においても,何回か通信障害があったやに聞いています。いざ正式サービス開始となれば,その通信負荷は想像を超えたものになるはず。果たして欄点品質は,快適な通信を保証できるのか?
また,現在はau頼みの部分が大きい通信網を,どれだけ早く「自前」に転換できるかは,「自立したキャリア」になるための試金石となるはずです。
しかも,結構な難題ですよね。
さらに…。
iPhoneの取り扱いがいつからできるのか…。こと日本での商売を考えたときに,驚異的な売上割合を誇るiPhoneというピースをもっているか否かは,生命線です。三木谷さん,目算はあるのかな?
さあ,いよいよ待ったなしの時期になってきました。
果たして「楽天モバイル」は成功するのか?
誰しもが息を飲んで注目する数ヶ月が始まります。