楽天モバイルのプラチマバンド参入を前に、povoが「殺し」に来ている件について
先日、
「プラチナバンド参入前に、楽天モバイルが700MHz帯の試験電波発射開始」
が伝えられました。
都市圏優先の開始とはなりそうですが、果たしてこれが楽天モバイルの可能性を広げることになるのかに注目が集まります。
帯域が他の3キャリアよりも狭い…ということがあるようで、果たしてストレスのない通信か本当に行えるのか…に焦点が集まりそうです。
もしこれが全国的にうまくいくのであれば、楽天の「使い放題+通話実質無料で3,278円」という武器が本格的に威力を発揮することになりそうですね。
しかし…
このタイミングで、ライバル「povo2.0」から魅力的なプランが発表され、注目されています。これは、「殺し」に来てる?
キャリアの信頼性か? 通話無料か?
記事によると、
Rakuten最強プランの最強ぶりに、“待った”をかける料金プランが登場した。povo2.0が新たに導入した、2つのトッピングがそれ。1つは、「使い放題(7日間)12回分」。もう1つが、「300GB(90日間)」
ということです。
「使い放題(7日間)12回分」は 「84日間プラスα(実質3ヶ月分)」が使い放題で「9,834円」。思いっきり、楽天モバイルの価格に被ってきます。
「300GB(90日間)」の方は、かなり上ですが上限があるという違いがありますが、「12回分」の方は7日間ごとにトッピングの手続きが必要で、そのひと手間が面倒くさいのであれば、こちらにメリットがありそうです。
考え方とすれば、データ容量的には楽天モバイルもpovo2.0も同じ。楽天モバイルはこれに加えて「楽天Link経由での通話が無料」という特典がつきます。通話に重きを置くのであれば楽天モバイルのプランに魅力を感じる方も多いはず。
ただ、どうしてもキャリアの信頼性からするとKDDIのインフラがあるpovo2.0に分があるでしょう。通話を殆どしない…という使い方であれば、povo2.0の方がいい?
もし…。
今後楽天モバイルのプラチナバンドが不都合なく使えることが証明されるのであれば、焦点は更に上の段階の進むことになるでしょう。
果たして楽天モバイルがその段階まで進むことができるのか?
現状、楽天グループ内でのモバイルの負債が問題になっていると聞きます。
楽天モバイルは果たして今後上昇気流に乗るのか?
それとも楽天グループを食い潰すガンとなるのか?
今回povo2.0が、早くも楽天モバイルの囲い込みを始めたように、他キャリアも黙って指を咥えて見ているばかりではないはず。
互いが牽制し合い、ユーザーがもっと安心して利用できる体制が整うことを願います。