根強い「iPhoneSE4年内発売説」 さて、一体どうなる？
いつまでも亡霊のように漂い続ける「iPhoneSE4」の噂…。
そりゃ、「出る、出る！」と言われ続けて数年が経過しているのですから当然です。
その噂の渦中で、搭載されると予想されるチップやディスプレイサイズ、ディスプレイの形状までも刻々と変化を続け、現在では、
「iPhone14ベースの6.1インチサイズ機。OLED、USB-C搭載」
というところまで来ています。この詳細スペックの噂については以前お届けしました。
https://www.oyazi.site/entry/2024/04/11/070000
もはや、「これで十分」と考えるユーザーも多いのでは？…と思えるほどに充実したスペックとなっています。
個人的にはProMotionディスプレイの優先度が非常に高いですので、ちょっと躊躇してしまいますが…。
さて、このiPhoneSE4、その発売時期に関しては「2025年説」が今のところ有力ですが、「2024年発売説」も依然としてくすぶっている状況です。
ケース等のサプライ用品も出回っているようですし…。
「iPhone14ベース」だったら2024年が賞味期限かも…
記事によると、
リーカーのMajin Bu氏が、iPhone SE（2024）と印字されたケースの画像を投稿した
ということです。
確かにシールには「SE2024」と印字されていますね。
まあ、この手のサプライ品が出回ることは新製品登場の大きな示唆になり得るわけですが、こと「SE」に関してはサプライ品にまでも何度も騙され続けてきた歴史があります。
また、今回の情報元である「Majin Bu氏」に関しては、その信憑性という意味では疑問符がつくケースも多く、今回も１つの可能性…程度に捉えておいた方がいいかも…。
しかし…。
「iPhoneSE4年内発売説」に関しては、個人的には大賛成。というか、そうしないといけない要素が含まれている機種だと考えます。
まず第一に…。
「iPhone14ベース」ということで発表するのであれば、今年中、それも新型iPhone16シリーズが出る前がふさわしいと考えます。廉価版のSEであっても、できるだけフラッグシップに性能が近い形で登場させることが、インパクトも強いでしょうし、モデルライフも長くなるからです。
正直、2024年登場ということになれば、チップでは３世代前ということになり、これまでのSE以上に後退感が強いかと…。
第二に…。
ライバルである「Pixel8a」が相当に強そうだということです。
これは「価格設定」という面も多分に影響してくるかとは思いますが、「iPhoneSE4 VS Pixel8a」の「ミドルクラス本格バトル」の幕開けを形づくらないと、iPhone離れが進む危険性があると考えます。
ただでさえ「iPhone15シリーズの不人気」が取り沙汰されているこの時期。16シリーズにしたって、大きな目玉は不在です。
iPhoneから離れるのであれば、非常コスパのよいaシリーズに移行しよう…と考える層が一定数存在することが考えられます。特に円安の進む日本ではその傾向が強いはず。
この「ミドルクラス」域の動向を指を咥えてみていられるほど、現在のAppleには余裕はないのでは？
だとすれば、６月のWWDC直前に電撃登場…なんていうことがあってもおかしくはないでしょう。
さて、どうなるかな？
