auの電波障害を考える
7月2日未明から にかけて、KDDI系列である「au/UQ mobile/povo」において大規模な通信障害が発生しました。
特段の災害等があった訳でもなく、原因は設備障害(音声通話用の交換機システムのトラブル)だったとのこと。
私としては休日だったこともあり、ネットで情報化を確認するまでは気付きさえしていなかったわけですが、これが出勤日だったとすると、結構な不安な思いをしたと予想できます。
それにしても今回は障害が解消されるまでの時間が長すぎました。
秋田市在住の私は、午後3時過ぎにようやく復旧。しかし、全国的にはそれ以降もトラブルがしばらく続いていたようです。(後で確かめたら、ネットだけでした。電話回線はそれ以降も✖︎でした)
現状、我々の生活がモバイル通信無しでは成り立たないことを考えると、今回の事態は重大な問題をはらんでいると言わざるを得ません。
デュアルSIMの重要性 しかし…
今回改めて感じたのは、
「デュアルSIMの重要性」
です。
というのも、私は「povo+楽天モバイル」でのデュアルSIM体制をとっており、今回のau通信障害中においても楽天モバイル回線は普通に使用できたことにより、実質的には何の被害も被らなかった…のです。
通信品質はpovoが上ですので信頼性は劣るものの、楽天モバイル回線も普通に使用できる環境にありますので、不安は残るものの出勤日だとしてもとりあえず困らなかったかと…。
しかしながら…。
これまで私は「1GB未満の使用で0円」という楽天モバイルの契約に魅力を感じ、「音声通話0円」を実現されるためだけに楽天モバイルとのデュアルSIM体制をとってきました。
ところがご存知のとおり、その恩恵が10月には完全に切れてしまいます。
私としては、恩恵がなくなる前に楽天モバイルを解約しよう…と考えていたさなかでの今回のau通信障害。
奇しくも楽天モバイルの有用性を感じることとなってしまいました。非常に微妙な心持ちです。
「いざというときのバックアップ回線」としての位置付けも意外に重要だったのだな…と改めて感じているのですが、しかしながらその「バックアップ的」な位置づけのために1,000円/月の支払いを続けて行くのはいかがなものか…と悩むところです。
でもなあ…。
やはり解約する方向で行くことになるでしょう。
通話を殆ど利用しない私にとっては、そのために余計なお金はかけたくない…という思いが強いので。