楽天モバイル、自社回線人口カバー率が96%に到達
現在、iPhone13 Proで「povo + 楽天Mobile」のデュアルSIM体制で利用しています。
自分の仕様ギガ容量が20GB/月で全然余裕ですので、使い放題「3,278円」の楽天Mobileよりもpovoの「60GB契約/月々2,164円」をメイン回線として使用しております。
1GB未満無料という楽天Mobileは、RakutenLinkを活用した通話専用という位置付けです。
まあ、「容量」「料金」という味方だけではなく、通信の信頼性という点でどうしてもauベースのpovoから離れられません。
しかし、楽天Mobileも自社回線の拡大に尽力しているようで、この度自社回戦人口カバー率が96%に到達したとのことです。
「人口カバー率」がど田舎ではくせ者
記事によると、
楽天モバイルは2月4日、自社回線での4G人口カバー率が96%に到達したと発表。総務省に提出していた当初の計画を約4年間前倒しして実現した
ということです。
「人口カバー率96%」と聞くと、
「だったら楽天Mobileだけで大丈夫なんじゃないの?」
と思うかも知れませんが、私が住む秋田のようなど田舎ではそうはいきません。
以下が、秋田市周辺の楽天Mobileエリアマップ。
色の濃い部分が楽天Mobileの「自社回線エリア」、薄い部分がauローミングエリアです。
そう、市街地以外のエリアの多くをauのローミングに頼っているのです。「エリアカバー(面積ベース)率」もかなり重要となってきます。
これは田舎で生活している人々にとってはある意味致命的。
特に移動中の道路、線路等では、楽天Mobile単独ではかなりの部分でカバーできないことになるわけです。
この部分に関してはauとの連携が続くのでしょうが、それでもauが徐々に撤退していく…という報道が昨年ありましたので、かなり気になる部分ではあります。
まあ、auのローミング容量が「5GB」ありますし、それを超えても「1Mbps」の速度保証がありますが、どうも「楽天Mobile単独」ということに関してはまだまだ信頼しきれない自分がいます。
私がiPhone3GSを購入した頃は、SoftBank回線が郊外に出ると切れる…という状況でした。それでも、docomo・auの回線も完璧では無かった時代でしたし、そもそもiPhoneを選ぶのであればSoftBank一択という時代でしたので、「やせ我慢」が可能な時代でもありました。
しかし、今は環境が違いすぎます。
回線が繋がらない…なんて考えられない時代。
個人的には「楽天Mobile単独」での利用は、現時点では怖くてできません。
auも、5Gエリア改善をすすめよ!
しかし、auの回線に関しても十分に満足しているわけではありません。
そう、5Gエリアの改善が全く進んでいないのです。
以下が現状での秋田市中心部の5Gエリアマップ。
いやいや、遅々としすぎでしょ!
「2022年夏以降」の予定マップを見ると市街地の拡充が見込まれるのですが、「夏以降」とひとくくりにされても信用できませんし…。
iPhoneの5G化が成っても、その性能を活かせない…。
あまりの遅さにあきれてしまうほどです。
そういえば先日、「将来の6Gに向けて…」というニュースが報じられましたが、5Gさえ広がらずその恩恵を全くといって受けられていない現状で、どんな将来を見据えようとしているのでしょう…。
かなりしらけてしまう…というのが本当のところです。