いい音を聴き続けたい…という願い
iOS13から搭載された,ヘッドホン・イヤホンの音量レベルチェック機能を積極的に活用しています。
50過ぎのオヤジとすれば,かなり自分の体力に衰えを感じている今日この頃なのですが,「耳」に関しても変化を実感しています。
以前はかなりの「高音好き」だったのですが,ゼンハイザーの「IE800」で低音の豊かさの素晴らしさを実感した頃から「低音と高音のバランス」を意識するようになりました。これに伴い,好みのドライバーも「BA」から「ダイナミック」へと変わってきましたし,音の傾向も「モニターサウンド」よりも「リスニング傾向」が好みになってきました。
まあ,それでも「解像度重視」であったり,「低音が出すぎるのは苦手」という,自分なりの「お約束」はあるのですが…。
そんな中,「耳への負担」も意識するようになりました。
iOSに搭載されている音量レベルチェック機能は,そんなオヤジにとっては強い味方です。「80dB」という境界線を意識しながら聴くわけですが,ある程度の音量がある方が楽しめる場合も多く,私が愛用している「MOMENTUM Wireless3」で「あいみょん」を聴くと,「80dBオーバー」まで音量を上げたくなる場面が多いです。
後は「時間」との相談です。個人的にさほど長時間ヘッドホンで聴くタイプではないので,自分の中でタイムリミットを設定しながらの使用をする上でも,iOSの機能は非常に重宝しているわけです。
しかし…。
現行の音量レベルチェック機能は,今現在聴いているレベルを表示するのではなく,過去の2分刻みのデータを後追いで表示するようになっています。これ,「今の音量レベル」を知りたいわけで…。
そんな中,iOS14では,待望の「リアルタイム測定」が搭載されるようです!
「コントロールセンターからの確認」が最高にうれしい!
記事によると,
iOS13ではヘッドフォンの大音量にユーザーがどのくらい晒されていたかを確認できる機能が搭載されている。この機能がiOS14ではさらに進化し,コントロールセンターからリアルタイムで音量レベルが確認できるようになる
ということ。
まずもって「リアルタイム測定」が可能になることがありがたい!
今現在の音量レベルを確認した上で,音量の上げ下げができるわけですので,より実生活に即した使い勝手になるといえるでしょう。
さらに…。
これらのリアルタイム音量レベル測定が「コントロールセンター」で確認できるようになるとのこと。これ,最高です。
これまでであれば,わざわざ「ヘルスアプリ」を立ち上げ,さらに「ヘッドホン音量」を選択しなくてはなりませんでした。これが非常に手間。このことが原因で,こまめにレベルチェックを行わない…というユーザーもかなり多かったのではないかと予想します。
しかし,今回の記事では,以下のようにコントロールセンターからすぐさまレベルレメーターを呼び出せるようです。
いや〜,いいですね。
メーター調になって,音量の動きが逐一確認できるのですから,イヤホンやヘッドホンを交換しながら使用する場合などにおいて,迅速な音量調整ができそうです。
リアルタイムの測定はコントロールセンターから行い,1日の終わりにトータルのレベル傾向を「ヘルプアプリ」から確認する…。
このような,ユーザーの側にたった改訂はどんどん行ってほしいものです。