えっ? 「M1 Mac」同士の環境移行ではTIMEMACHINEを利用できない?
Windows機とMacを比較した場合,Macの利点のひとつに「TIMEMACHINE」による自動的なバックアップシステムが上げられるでしょう。
この「TIMEMACHINE」は,単なるバックアップだけではなく,新しいMacに移行する際の復元元にすることもできる優れものです。つまり,データだけではなく,システムそのものをまるごと補完してくれているということ。
もちろん,新しいMacはまっさらな状態で使いたい…という方も多いでしょうが,私は様々にカスタマイズした情報のセッティングを再構築する気力も無く,TIMEMACHINEで復元する派です。
しかし…。
「M1 Mac」から「M1 Mac」への環境移行では,このTIMEMACHINEにを活用できないようなのです。
なんで?
「移行アシスタント」経由のケーブル接続が必須?
記事を読むと,Macのセットアップ時に,TIMEMACHINEを割り付けてある外付けHDD自体は認識するものの,選択すると,
「このバックアップからデータを転送するには、移行アシスタントを使用する必要があります。必要に応じてmacOSを再インストールしてから、移行アシスタントを使用してバックアップからデータを転送してください」
と表示されてしまうというのです。
というわけで,現状では,「M1 Mac」同士をThunderbolt3ケーブケルで接続しての移行しか,手立てがないようですね。
この記事には,以下のように手順も丁寧に書いてくれております。
ケーブルを接続するタイミングにコツがいるようですが,データの転送自体は,Thunderbolt3経由ということもあり,爆速で進むようですね。
しかし…。
これまでTIMEMACHINE用の外付けドライブから直接転送できたものが,Mac2台が手元にないと環境移行できなくなるのは,注意が必要ですね。
新Mac購入時にうっかり前のMacを早めに売却してしまったら…。
やはり外付けドライブからの環境移行は残してもらいたかった…。
今後の復活はないものでしょうか?