未だに続くRFレンズ不足
昨年登場したCanonの勝負機「EOS R5」「EOS R6」。
しばらくの間生産か追いつかない状況が続いてきましたが,ここに来てようやくある程度の数が用意されるようになってきたようです。
しかし,ボディーが出回るに従い,今度はRFレンズの供給不足が続いております。
新製品が出ても手に入らない…。
ボディーが手に入るようになったら,今度はレンズが届かない…。
Canonにとっては最悪のシナリオになっていますね。
捕まえられるときにしっかりと顧客をキープできないと,ミラーレスで独走するSONYを追いかける材料さえ手放してしまうことになってしまいます。
そうこうしている間にも,SONYは着々と新製品を発表していますので,Canonとしても気が気ではない状況でしょう。
そんな中,ようやく希望の光が…?
2021年後半,Canonから新型RFレンズが続々と発表される?
生産体制がようやく整う?
記事によると,
キヤノンは引き続きサプライチェーンと製造問題の解決に取り組んでおり,これらはどうやら3月下旬までには解決されるようで,今年下旬には多くのレンズがまとめて発表されるようだ
ということです。
2020年にも数々のRFレンズ発表の噂がありましたが,実際に発売にこぎ着けたのはほんの僅か…。しかも,新型はもちろん,発表済のレンズまでも常に「お取り寄せ」状態が続いているという状況ですので,2020年は本当にストレスが溜まる年だった…とおっしゃる方も多いのではないでしょうか?
私は比較的早くR5を手に入れることができたこと,また,品薄状態になる前にとりあえず必要なレンズを入手していたこともあり,何とか乗り切った感じです。でも,撮りたいのにレンズで待たされる…ということがあったとしたら,本当にイライラしていたと思います。
コロナの影響によるサプライチェーンの問題がいよいよ解決されそうということですので,今年の後半には大いに期待ができますね。
記事にもありますが,これまで噂に上っているのに発表されていないレンズの一覧がこちらです。
Canon TS-R 14mm f/4L
Canon TS-R 24mm f/3.5L
Canon RF 10-24mm f/4L USM
Canon RF 14-35mm f/4L IS USM
Canon RF 18-45mm f/4-5.6 IS STM
Canon RF 100-400mm f/5.6-7.1 IS USM
Canon RF 35mm f/1.2L USM
Canon RF 135mm f/1.4L USM
Canon RF 24mm f/1.8 IS STM Macro
Canon RF 100mm f/2.8L Macro IS USM
Canon RF 400mm f/2.8L IS USM
Canon RF 500mm f/4L IS USM
Canon RF 600mm f/4L IS USM
Canon RF 800mm f/5.6L IS USM
Canon RF 1200mm f/8L IS USM
先日は,「望遠L単群」が一気に発表されるのでは…という噂も流れましたので,恐らくはこちらは確定的なのではないでしょうか?
後はどれが来るでしょうか?
マクロの需要は高いと思いますので,早めの「100㎜マクロ」は必須のようにも思います。
また,非Lズームレンズシステムの構築も,エントリークラスを取り込むためには必要かと思いますが,問題はそのレベルのユーザーが一眼離れを起こしていることです。もうスマホのカメラで十分なんですよね,しっかりとした目的意識が無い層に関しては。
恐らく今後は,「一眼のターゲットは,よりプロやマニアに特化していくことになる」ことは間違いないでしょう。Canonとして,このあたりをどう考えてるのか…ということが,今後のレンズシステムの構築やその発表順などに影響をあたえるものと考えます。
そして…。
私がこの中で唯一狙っている物は…。
これまでも繰り返し書いてきましたが,「RF 35mm f/1.2L USM」であります。
日常のスナップでは,50㎜よりも35㎜が撮りやすいと考えていますので,「RF50㎜F1.2」級のインパクトを,よりワイドな画角で味わいたい…と考えているところです。
Canonさん,今年こそ宜しくお願いします!