えっ? iPhoneSEの「6.1インチモデル」は「Plus」じゃない?
iPhoneSE(4.7インチ)のモデルチェンジは2022年に持ち越される…という噂はかなり以前からありました。
ちょうど現行SEがデビューしてから丸一年を迎えようしているこの時期。
昨年の今頃は,
「3月に廉価版,9月にフラッグシップ版の新モデルを投入することで,iPhoneの販売のピークを年に2回設定することができる」
という,Appleの販売上のメリットを考えておりました。
つまり,今後はSEも1年ごとにリニューアルされるのでは…という考え方だったわけですが,どうやら私の見方は外れていたようで…。
現行SEも,以前のSEのように,長めのモデルサイクルとなりそうです。
どうなんでしょうね?
廉価版ということで,そんなにそんなに新技術を投入できない…ということなのでしょうか?
ただ,フラッグシップiPhone同様,1年ごとにこまめにグレードアップしていく…という考え方で行けば,Galaxyのように多モデル展開をしている企業の販売戦略にもついて行けるような気がするのですが…。
それはそれとして…。
もうひとつ以前からSE関連で話題になっているのが,「Plus」なる画面拡大バージョンです。
こちらは,電源ボタンにTouch IDを内蔵するiPad Airのような認証方式を採用し,2021年早々にもデビューするのでは…という噂が1年も前から存在していました。
そんな中…。仰天の情報が来ています。
これまで「SE Plus」とされてきたモデルは,次々期の「SE」だった?
2023年にパンチホールデザインの6.1インチディスプレイに移行?
記事によると,
ディスプレイ業界の内情に詳しいDSCC(Display Supply Chain Consultants)の最高経営責任者(CEO)ロス・ヤング氏が,
iPhone SE(第2世代)の後継モデルは,2022年に5G サブ6GHzに対応。ただしディスプレイはiPhone SE(第2世代)と同じ4.7インチ液晶ディスプレイのまま,2023年にパンチホールデザインの6.1インチディスプレイに移行する
と予測しているとのことです。
なんと!
これまで噂されていた「6.1インチモデル」は,4.7インチモデルと同時販売される別機種ではなく,4.7インチモデルの「後継機種」だというのです。
まあ,6.1インチモデルのみ遅れて登場する…というこれまでの情報の違和感から考えると,それもあり得るかな…とは考えますが,現行の4.7インチモデルが,単なる「廉価版」というだけではなく,「小型のiPhone」という積極的な選択肢のひとつになっていたことを考えると,
「2023年には4.7インチモデルが無くなるかもしれない…」
という可能性をはらんだ今回の情報は,見逃すわけにはいきません。
本当だとすると,正にAppleは「小型画面iPhoneからの離脱」を考慮に入れているのかもしれません。
「mini」との絡みも気になる…
加えて,個人的には,現行「iPhone12 mini」との絡みが気になります。
というのは,「mini」がその不人気ぶり故,生産調整に入っている…という以前の情報があるからです。現時点では,2021年の「iPhone13」においては,「12」と同様のシリーズ構成になるという説が有力です。
しかし…。
このまま人気の傾向が変わらないのであれば,恐らくは2022年の「miniの廃版」は確実なのではないかと考えます。
その際,「小型iPhone」の受け皿になるのが「SE」だと勝手に考えていたのです。
筐体のサイズを変えずに,電源ボタンにTouch IDを採用して画面サイズをminiと同様の5.4インチにすることで,「mini→SE」の構図を描けるのではないか…と。
フラッグシップとしての販売は不振だったものの,これが廉価版iPhoneとして生き延びることができたら,「小型iPhone」を切望するユーザーの期待を裏切ることはないわけです。
Appleには,是非とも慎重な「サイズ展開」をしていただきたい!
全てのiPhoneが「6.1インチ以上」の画面を採用する…。
う〜ん,それはそれで違和感しかないのですが…。