プロッサー氏が「新型Mac Mini」の情報をリーク
6月のWWDCで,M1X搭載の新型MacBookPro14/16インチが発表されるかも…という機運か高まってきました。果たしてついに発表されるのか,そして発表されるのであればどのようなMacBookになるのか等,非常に楽しみですね。
「M1X搭載」と言えば,先日は「新型Mac MiniにもM1Xが搭載か?」という記事を紹介しました。
パフォーマンス的にミドルレンジのデスクトップ機に弱点を抱えるMacとしては,この機種のパフォーマンス次第では,「大穴」となる可能性を秘めていると感じます。
この度,プロッサー氏が新型Mac Miniに関する情報を提供しました。
前に紹介した記事のレンダリング画像とは異なり,ポートが充実して使い勝手がよさそうな仕様となっています。
端子充実で躍進の予感
記事によると,
リーカーのジョン・プロッサー氏が自身のYouTubeチャンネル「FRONT PAGE TECH」で,新しいAppleシリコン「M1X」チップを搭載し,筐体が小型化する新型Mac miniの情報をイメージ画像とともに伝えた
ということです。
まあ,全体のイメージは,以前に紹介した「ルーク・ミアーニ氏」提供の画像と変わらないのですが,今回の画像では端子周りに大きな変化があります。
上が以前のミアーニ氏の画像,下が今回のプロッサー氏の画像です。
まずもって,プロッサー氏の画像では,給電端子が新型24インチiMacと同じ磁気吸着方式になっていますね。
世代ごと,シリーズごとの統一性を重視すAppleのことですので,今回の「磁気吸着方式」説は,非常に説得力があるように感じます。
更に異なるのが,その他の外部ポートの種類と数です。
プロッサー氏の予想では,本体背面にはUSB-A端子が2つ,Thunderbolt端子が4つ,HDMI端子が1つ,Ethernet端子が1つ搭載されるとのこと。
これ,「新型MacBookPro14/16インチ」の外部ポートが充実する…という噂と共通です。MacBookPro14/16インチでは,今回のポートに加えて「SDカードスロット」が加わりますが,今回のMac Miniでは,それ以外は同じ構成になるようです。
従来のMac MiniではThunderbolt端子が2つでしたので,これだけでも拡張性に大きな変化が出ます。願わくば…,これにSDカードスロットが付けば文句なしだったのですが…。結局はドングルの呪縛から逃れられないという宿命になりそうですが,それにしても余裕があることはいいことです。
これ,非常にパワーがあると噂されている「M1X」を搭載し,ポート経由での拡張性も十分となると,いよいよMacにおけるデスクトップ機の「受け皿」が誕生することになるのかもしれません。
以前話題にした,「外部機器との深刻な接続トラブル」さえなければ,一般的なユーザーにとっては「これで十分」と感じさせるダークホースとなり得る力をもっているように感じます。
予定されているであろう「27インチ後継iMac」との性能差も気になるところですが,もしこれに迫る性能であれば,このMac Miniとディスプレイさえあれば事足りるような気もします。
果たしてそのようなうまい話があるのか?
WWDCで発表されないかな?