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正に新基準 SONY「WF-1000XM4」レビュー②〜音質評価編〜

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最大の関心事 WF-1000XM4の音質は?

 SONY「WF-1000XM4」のレビューをしております。
 先日は,「到着編」をお届けしました。  

 今回は,最も気になる「音質」に関して。

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完全ワイヤレスノイキャンイヤホンの新基準をつくる

 私が試した環境は,iPhone11 Pro・AAC/256kbpsへの接続。「DSEE」ONの状態です。

 イヤピースは,いつもの「BeatsX用Lサイズ」となりました。
 Elite85t,IE900のときと同様,様々なものを試したのですが,結局はこれに落ち着きます。今回のWF-1000XM4純正イヤピースも,素材が変更となって相当に評価が高いようでしたが,サイズ的に合いませんでした。

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 この手のイヤホンは,イヤピースの選択次第で音が激変しますので,これも一つの楽しみとして捉えることが重要だと考えます。

 さて,では実際の音質ですが…。
 素晴らしいです!
 万能型です!

 もちろん,それぞれの音の好みはあるでしょうが,本機の音を聴いて,「音が悪い」と評価する人は殆どいないでしょう。
 では,どのような音なのかというと…。

〇音の解像度が高く,分離がしっかりとできているため,非常に粒立ちの良い音。
〇ボーカル帯の中音域の位置取りが極上で,とにかく歌が気持ちよく聴ける。
〇この手のイヤホンではぼわつきがちな低音の締まりが非常に良好。
〇高音域にややつまりを感じるものの,非常に美麗。
〇主張する中音域と,それを囲む低音域・高音域のバランスが非常に良く,音場の豊かさを感じる。ヘッドホンほどの広さはないが,これまでのワイヤレスイヤホンでは感じられなかった左右,前後の絶妙な距離感を感じる。
〇フラットであり,モニター系というSONYの音作りではあるが,ヘッドホンのWH-1000XM4よりも躍動感があり,生き生きとした音。従来のSONYの音を「つまらない」と感じた人も,違いを感じ取れるはず。

というところでしょうか…。

 いや〜,これ,素晴らしいですよ!
 フラットでありながら,低・中・高音それぞれのチューニングが素晴らしく,それでいてそれぞれの音を邪魔しないので,繋がりが悪くなることがありません。
 また,モニター系であるのですが,平坦な音ではなく,中音のしっかりとした主張を,低音と高音が見事なバランスで支えています。

 ゼンハイザーほど音に艶があるわけではありませんが,全くつまらない音ではないのです。
 この部分が,「万能型」と前述した所以。

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 ヘッドホンのWH-1000XM4と聞き比べましたが,こちらは終始安全運転。完全フラット,モニター系というところ。
 WF-1000XM4は,ボーカル帯がより近く,それでいて嫌みが無く主張するため,本当に心地よく聴けます。低音の主張も本機の方が上。自然なメリハリを感じ,生き生きとした音を聴きたいのであれば,WF-1000XM4の方が好ましいと感じました。

 これまでのレビューで酷評が出なかったことに納得の音です。
 Elite85tもいい音ですが,音場の壮大さという点で全く適いません。解像度もダントツでWF-1000XM4が高いですし,ちょっとレベルが違う…という段階まで来ている感を受けます。

 特別音にこだわりが無い方であれば,本機で本当に満足の音を聴くことができます。
 私なんかは,これまでお伝えしたように「IE900 + DX300」という方向に走っている変態ですので,そこまで音質を求めない世の中の殆どの方が,
「完全ワイヤレスイヤホンで有線イヤホン並の音質を楽しめる時代が来た」
といってもいいと思います。

 音も素直で好みが別れづらいでしょうし,誰にでも自信をもってお薦めできる「新時代のリファレンス」となるであろう逸品です。

 次回は,唯一気になるBLUETOOTHやSONYアプリとの「接続」に関して…。
 なかなか微妙な状態になっております…。