WF-1000XM5、ついに発表!
これまで散々噂になっていたSONY「WF-1000XM5」が、ついに発表されました。
9月1日の発売になります。
情報解禁となった7/25、午前11時頃にYouTuberさん達のレビュー動画が一斉に上がっています。
「高解像度」「低温の深み」は共通して指摘
ブログ記事としては、いつも「AV Watch」さんが早いですね。
さらに、ガジェット系のYouTuberさん達も一斉に動画を上げているのですが、私が比較的信用している方のものをご紹介。
これらのレビューで音質に関して共通しているのは、
「解像度のアップ」
「低音の沈み込み強化」
という部分です。
私の以前の「WF-1000XM4」レビューでも書いているとおり、先代のモデルは「バランス重視」でした。もちろん高音質なのですが、極端にとがったところがなく、むしろ丸みのある音作り。ワイヤレスイヤホンにありがちな大げさなデジタル感がない音作りには共感したものです。音場も抜群に広かったですし…。
ただ…。
最近出てくる各社のイヤホンは、その「デジタル臭さ」を消しつつ、バランスも意識しながら高音の伸びや低音の沈み込みと行った「ウリ」を有しているモデルが多くなってきました。高音が強いイヤホンでもシャリ付きが気にならなくなったり、低音重視のイヤホンでもボーカルが埋もれることが無くなったり…。
そんな中での本作。
「丸み」を前面に出していた傾向のある音から、「キレ」「解像感」を重視したものに変わったとすれば、大いなる転換だと言えるでしょう。
しかし、各レビュアーは、
「解像度は高いが聴き疲れはしない…」
と口を揃えます。しかも音作り傾向はやはりSONYのまま…と。
また、低音の沈み込みが強化されて深みが増してはいるが、中音が埋もれたりしない…と。
もし…。
先代「WF-1000XM4」のように「バランス重視」でありながら、SONYの音作りを壊さない程度に現代風のキレを増した音になってるとすれば…、それが本当に実現しているのだとすれば、トータルとして非常に優れたイヤホンになることは確実でしょう。
ただ、先代のレビュー記事でも書きましたが、「WF-1000XM4」に関しては、何故かAndroidスマホのLDACで聴くよりもiPhoneのAACで聴いた方がトータルとしては好きだったんですよね…。
本当に良い塩梅の、高品質な「丸み」と音場の広さが心地よかったんです。
さて、最新の「WF-1000XM5」はどこが、どのように進化しているのか?
あまりにデジタル度が強くなり過ぎることは、私の中では求めていません。
「聴いていて、何かほっとするような感覚がありながらも、非常に高音質」
というあたりが、ポイントか?
後は、現在の一推しであるAVIOT「TE-J1」との音質対決が非常に楽しみです!