LEICA Q3は、もスナップにおいて「VS R5+28-70/2.0L」の代替になるか?
LEICA Q3を購入し、果たしてスナップにおいて「EOS R5+28-70/2.0L」の代替になるのか?…という検証をしております。 https://www.oyazi.site/archive/category/LEICAQ3
無謀な挑戦にも思えましたが、何とLEICA Q3の優秀さが証明される結果に…。
今回は【1】以外の画像で検証していきます。
決定! スナップはLEICA Q3で生きます!
前回は「f8」における建造物(秋田市役所)の画像比較を等して、LEICA Q3の解像感の優秀さが証明されました。
どんどんいってみましょう。(焦点距離は全て28㎜同士/上がLEICA Q3、下がR5+28-70/2.0L)
②縦位置マンション(ISO100/f8)
上部切り取り比較
③花屋店頭(ISO100/f4.5)
④車道(ISO100/f8)
さて、皆さんの感想はいかがでしょうか?
個人的な意見としては…。
「LEICA Q3のこってりとしてコントラストが高く、しかも線が細くて全ての面で余裕がある画像を見ると、Canonの画像が"のっぺりとして平面的に見える"」
ということになります。
もちろん、レタッチで救える部分もあるのでしょうが、素人の私からすると、元来の画像のポテンシャルが高く、印象的に見えるLEICAの絵作りに惹かれるものがありますね。
また、これは後で検証が必要ですが、現在LEICA Q3のために試用している「Capture One 23」が抜群にいいです。LEICA Q3との相性がいい…といいますか。
LEICA Q3のRAWデータの可能性の高さは様々なレビューで目にするのですが、それを十二分に引き出すCapture Oneの性能の高さも感じます。素人ですので機能のほんの僅かしか使用できていませんが、それでもLEICA Q3の画像をある程度思い通りに操ることができますので…。
上記の写真を撮影している中で、LEICA Q3のMacroも試して見ました。
さほど寄れなて仕様なのは少々残念ですが、それこそクロップすれば問題なし…というところでしょう。ボケ味も28-70と変わりません。(ISO100/f2.8)
と、ほんの僅かの撮影しかしておりませんが、答えが出たように感じます。
はっきり言って、LEICA Q3のスナップにおける基本的な画像の優秀さは「R5+28-70/2.0L」を超えているとさえ感じます。
超小型で軽いLEICA Q3。レンズ交換ができない…ということが全くマイナスに働かないことを実感しました。Canon機との差別化のめどもはっきりしました。
ということで、今後のスナップはLEICA Q3で行けそうです。
その他の動きもの、失敗できない目的がある撮影等は従来のCanon機で…。
いやはや、LEICA Q3の描写、本当に期待以上のものでした。
何でこんなに小さな筐体とレンズで、これ程の絵が出てくるのでしょう?
昨今、LEICAが再評価されているのがよく分かる結果となりました。
これはいよいよ、現在保有しているCanonのレンズを断捨離していかなくてはならないでしょう。
次回は、夜の画像について…。
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