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Android版Apple Music ついに空間オーディオとロスレスオーディオに正式対応!〜IE900 + DX300の真の実力を確かめる〜

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Android版Apple Music 空間オーディオとロスレスオーディオに正式対応!

 このときを待っていました!

 ついに、ようやく、やっとこさ、Android版Apple Musicが空間オーディオとロスレスオーディオに正式対応しました!

 いや〜、長かったですね。
 iOS版が対応になったのが6月8日でしたので、なんとそこから1ヶ月半も待たされたことになります。待たせすぎですって!
 その様子は以下のように記事にしております。

 私の環境としては、HD820やMinuetSEといったハイレゾ対応のヘッドホン・スピーカーと「Mac Pro + UD-505 + AX-505」というシステム。

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 据え置き環境としては「完成」です。
 ロスレス/ハイレゾの環境となり、解像感・分離感がかなり増したことで、HD820やMinuetSEのよさが更に発揮されるようになりましたので。

 というわけで、私に残されたのは、「IE900 + DX300」というモバイル環境のみでした。
 これまではAndroid版Apple Musicがロスレス/ハイレゾに未対応だったため、とにかく「対応待ち」の状況だったわけです。このシステムでの音質に関しては以下の記事をどうぞ。

 さて、ロスレス/ハイレゾ対応後の印象やいかに?

 

DX300の甘さ・曖昧さが消えた…

 まずもって、Android版Apple Musicのアップデートを行うことで、無事ロスレス・ハイレゾ再生に対応したDX300がこちら。

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 早速センハイザーのフラッグシップ「IE900」で聴いてみました。

〇これまでのDX300の特徴であった、「輪郭の甘さ」「あいまいさ」のようなものが消え、全てのバランスが調整されたすっきりとした音へと変化した。
〇中音のボーカルがしっかりと主張する「IE900 + DX300」のよさはそのまま。
〇AmazonMusicHDのような線の細さ、鋭利さはなく、非常に好ましい音。
〇△全体に「すっきり」とした分、これまでのダイナミックさ、雄大さは減った。好みの問題で、これまでの音が好き…というユーザーがいるかも。
〇△同じ理由で低音の量感が現象。これまで以上にフラットな印象が強まった。しかし、単なるモニター調とは異なる、リスニング系の音ではある。

というのが、私の率直な印象です。

 まずもって、ロスレス/ハイレゾ対応したことで、これまでの曖昧さが無くなり、それぞれの音がしっかりと聴き取れるようになったことは一聴して分かります。しかし、これまでの音の傾向が大きく変わったということではなく、あくまでも「Apple Musicとしての音作り」の中で変化した…という印象です。

 曖昧さ故の雄大さ、低音の量感が減少したというのも、全ての音作りを変えてしまう…ということではなく、あくまでもロスレス/ハイレゾの影響があるかないか…という中での話。

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 しかし…。
 これは、好みの分かれる問題だと思います。
 ロスレス/ハイレゾも、決して解像感ばかりが目立つものではなく、あくまでも総合的なバランスは崩さない良質な高音質ではありますが、多少の高解像度ですっきり感が増した音よりも、従来の悠大でどっしりとした音が好み…という方がいても全く不思議ではない範囲の音の変化です。

 個人的には、やはり聴き比べてしまうとロスレス/ハイレゾの方がいい音に聞こえてしまうので、今後もロスレス/ハイレゾで楽しむことになるかとは思います。
 それにしても、しっかりと音源の違いを描写するDX300の底力も最新式させられる今回の結果となりました。

 さあ、これでようやく、全てのシステムがロスレス/ハイレゾで楽しめるようなりました。大満足です。恐らくは、しばらくの間、高価格帯のオーディオ機器には投資しなくてもいいと思えるだけの満足感を得ています。

 Apple Musicのロスレス・ハイレゾ対応さまさまといった感じです!

 

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