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Apple Watchは未だにシェア50%を誇る!〜WearOS浸透せず〜

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Apple Watchは未だにシェア50%を誇る!

 間もなく発売される予定の「Apple Watch Series7」は、iPhone、iPad同様のスクエアエッジデザインになって登場しそうです。

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 Apple Watchのデザイン的な面で言うと、Series4で画面拡大がなされました。ベゼルもかなり縮小されたことにより、視認性、存在感ともかなり改善されましたね。

 しかし、筐体のラウンドデザインはそのままでしたので、今回が初めての全面的なデザイン変更…といえるかもしれません。

 それに加えて、Series7では再度の画面インチアップが行われる…という情報もありますので、これまでのモデルと比べてどの程度の差があるのかについても是非とも確かめたいと考えているところです。

 さて、そんなApple Watchですが、未だに市場での支持は圧倒的なものがあるようで…。
 スマートウォッチ内でのシェアは50%を超えているようです。

 

WearOS、どうして浸透しないのか?

 記事によると、

Appleは2021年第2四半期(4月〜6月)、スマートウォッチ市場で52.5%の圧倒的なシェアを占めたことが調査会社Strategy Analyticsの調査で明らかになった

ということです。

 その調査結果がこちら。

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 Apple Watchが先陣を切って切り開いて生きたスマートウォッチ市場、その後WearOS勢が追随してくるか…と思いきや、その勢力図には全く変化がないようで…。
 こればかりは、首をひねらざるを得ません。

 Apple Watchにしても、ヘルスケア系の機能がプラスされるだけで、根本的な「できること」に大きな前進は見えません。
 Apple Watch単独でできることも全く増えていませんし、「iPhoneありき」から脱却する気配が見えないのは非常に不満が残るところです。

 本ブログでは、Apple Watchの進化が遅々として進まないうちに、Android機との連携でWearOS勢が伸びるチャンスである…として捉えてきました。
 丸形のデザインが多いWearOS勢はデザイン的に魅力的なものが多いですし、盤面カスタマイズなどの見栄えの面でApple Watchよりも柔軟性があります。

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 さらには、価格面でApple Watchよりも優位な機種が多く、「ヘルスケア系の機能は要らない」と割り切れる層にとっては、コスパの面でも魅力的なはずです。

 更に更に、世界的に見れば、Androidスマホのシェアがかなり高いわけですので、WearOSという形で統一された「対Apple Watch包囲網」が組めれば、Apple Watchのシェアを切り崩すことが可能…と考えておりました。

 しかし…。
 現状でもApple Watchの強さは変わらず…。
 要因は一体どこにあるのでしょうか?

 

WearOSの限界とiPhoneに寄り添うことの強み?

 個人的な考えですが…。

 まずもって、WearOS勢も、Apple Watch同様、機能的な面で魅力的な新技術を投入することができていない…という点が上げられるでしょう。
 もっとスマートウォッチ単独でできることが増えたり、Apple Watchにはないキラーコンテンツが生まれたりしていれば、当然ユーザーの支持を得られるはずです。

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 更に、Apple Watchの弱みとも思える「iPhoneを母艦として機能する」という面が、現状は逆に「強み」になっている…とも考えられます。
 例えば、マスクをしていてもiPhoneのFace IDでロック解除するときにも、「Apple Watchをしている」ということが選定となっています。
 これは非常に特殊な例ですが、通常の使い方でも、iPhone上のWatchアプリで多様な管理ができたり、iPhoneとの関連でWatchアプリをリンクさせたりと、「連動感」が心地いいですし、どの端末で情報が共有化されているという使い勝手のよさと安心感は、Android勢では味わえない快感です。

 「Mac−iPad−iPhone−Apple Watch」という各種AppleデバイスがiCloudで紐付けられ、データが共有される…という、Apple最大の魅力がWatchでも活かされていることが、「シェアキープ」の最大の要因なのかもしれませんね。

 だとすれば、やはり「Appleの囲い込み戦略」の見事さを称賛するしかありません。
 やはり「便利」で「快適」ですもん!

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