「macOS Monterey」のここまでの評価は?
皆さんはMacのOSを「macOS Monterey」にアップデートしましたか?
私はMac ProにBootCampを導入したこともあり、最悪の事態を恐れて1週間ほどは我慢したのですが(これまでは即日アップデートしていました)、我慢しきれずに先日アップデートしてしまいました。
幸いなことに、私の環境ではトラブルは発生せず、むしろ挙動が安定した面があります。
しかし、やはり様々な不具合も報告されているようで…。
特に「文鎮化」は本当に困るのですが、記事によると昨年のMacOS Big Surのアップデートの際よりは報告数が少ないとのこと。
今年もやはり「やや古めのMac」でのトラブルが多いようで、Appleが保障するMacだから…という油断は禁物のようです。
個人的にはプラス面が多い
個人的には、macOS Montereyにしてからプラスに働いていることの方が多いかな…と感じています。
①BLUETOOTHの安定
MacOS Big Sur時代は、BLUETOOTHの安定性に欠いた印象が非常に強いです。
純正のMagic Mouseも、Macをスリープ解除した際に接続が切れてしまうことが度々ありました。しばらく経過すると接続するようになるのですが、
「だったら何のためのスリープ?」
となるわけで…。
私は、キーボードでこの状態になるのが嫌で、HHKBのキーボードも敢えてケーブル接続しています。
また、Apple Watchでスリープ解除をしているのですが、Watchの認識がされないことも度々発生しました。
こちらも、「Apple Watchで解除」のチェックを入れ直したりすると直る場合もあるのですが、その日のうちには直らず、数日してから解消した…ということもありました。
Macでは、このようなBLUETOOTHや外部ディスプレイ接続関連のトラブルが多く報告されています(私も体験していますが)。
本当にこれはいただけません。
PCにおいて、使いたいときに使えないことが頻発するようではお話にならないわけで…。何とかAppleには根本的な部分での解決をお願いしたいものです。
macOS Montereyでは、今のところこの手のトラブルがありません。
ただ、同一OS内でのアップデートを重ねるごとに状況が悪化する場合が多いので、今後も中位が必要だと考えています。
②Canonプリンターソフトが回復
Canon EOS R5の高画質を印刷するために、Canon「Pro-S1」を導入したことは以前誤報掬しました。
Canon純正のRAW現像アプリである「DPP」とプラグインソフトである「Professional Print & Layout」を活用する事で、より高画質のプリントを楽しめる…ということなのですが、MacOS Big SurのMacのアップデートを行ってから、DPP上で「Professional Print & Layout」が開かない…という状況になっていました。
というか、DPPからの印刷そのものがフリーズしてしまって機能しない…という状態。
現像はできるので、JPEGデータを作成し、Photoshopでプリントする…という、個人的には避けたい方法をとらざるを得なかったのですが、macOS Montereyにアップデートすると全て改善されました。
MacOS Big Surのアップデートで、何かが悪さをしていたのだと思われます
こちらも、BLUETOOTHと同じく、アップデートを重ねると挙動がおかしくなる…ということにならないことを願うばかりです。
安定のMontereyを目指して… 注目は「ユニバーサルコントロール」
先代のMacOS Big Surが大きなバージョンアップだったということもあり、今回のmacOS Montereyでの変更点は僅か…という見方もあるでしょう。
Appleには、腰を据えてバグつぶしをする1年にしてもらいたいものです。
また、macOS Montereyの「目玉」である「ユニバーサルコントロール」がまだ登場していません。Appleの「今秋」は「冬」を意味しているの?…と揶揄したくなりますが、本来であればOSの登場と共にデビューすべき機能のはず。
1日も早く「完全体」となった上で、評価を下されるようになることを願います。
ユニバーサルコントロール、どの程度自由がきくものでしょうか?
楽しみです。