Apple製ARヘッドセット用のレンズモジュール出荷開始!
先日、Apple製のARヘッドセットに関する情報をお届けしました。
その値段もさることながら、私が驚いたのは、
「2022年第2四半期」
とされる登場時期です。
もちろんこれまでも登場時期に関する情報は出回っていたわけですが、AppleとARデバイスとが私の頭の中でリンクしなかったというか…。
やはり、Appleデバイスと、
「どのようにリンクして、何ができるのか」
という想像ができなかったということが大きな原因だと思います。
これまで、Appleから何らかの具体的なアナウンスがあったわけでもありませんし、ことゲームに関しては明らかにMacが不利であるという現状がある中で、ARデバイスの生かし方が見えないというか…。
しかし…。
ここに来て、iPhoneの部品を供給するメーカーが、ヘッドセット用の部品を出荷し始めた…という情報が来ています。
Appleに供給される日も近い?
あまりにもタイミングが良すぎる…
記事によると、
iPhone13シリーズ用のレンズサプライヤーであるGenius Electronic Optical(GSEO:玉晶光)が2021年11月18日、仮想現実(VR)デバイス用レンズモジュールの出荷を開始したと発表した
ということです。
もちろん、これがApple製AR機器用というアナウンスではないわけですが、少なくてもAppleデバイスの製造と関係がある企業が、ARデバイス向けのレンズを生産できる状況になった…ということは確かです。
そして、これまでの噂として上っている「2022年第2四半期」とされるApple製ARヘッドセットの発表時期と重ね合わせて考えると、この時期にGSEOの出荷が現実となったことがあまりにもタイミングが良すぎると感じてしまうのは、考えすぎでしょうか?
いかにも、「Appleのために出荷できる状態に仕上げた」とも思えるタイミングです。
もしこの考え方が正しいのであれば、これまで現実味が乏しかったApple製ARヘッドセットが、いきなり現実的なものとして我々の前に登場することになりますね。
やはり「何ができるのか」次第…
これまでにAppleが取り組んだことの無い新たな分野です。
となれば、当然その発表の場も、それなりの舞台が用意されるでしょう。
「第2四半期」という次期を考えても、「WWDC2022」がふさわしい…と考えるのは私だけではないはず。
2021年6月初旬にイベント内で大々的に発表し、6月下旬に発売。
これでどうにか、「第2四半期」という期日には間に合うことになります。
そして、その発表イベントで発表される、「ARヘッドセットで何ができるか」の説明で、どれだけユーザーの心を掴むことができるかが勝負になりそうですね。
Appleらしく、誰もが想像していなかったような活用法を提示してくれなければ、容易には売れないであろう分野と金額です。
Apple、突き抜けることができるかな?