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Apple製「AR/MRヘッドセット」の発表は社内を二分している?〜完成度には疑問符がつくかも〜

Apple製「AR/MRヘッドセット」の発表は社内を二分している?

 最近のAppleでは、「出る出る…」と言われて発表まで相当待たされたり、結局は開発中止と噂されたり…というデバイスが目立っているような気がします。もちろん、それらの噂が真実かどうかを知るよしもないのですが、この手の噂が増えてきていること自体、やはり不安に感じてしまいますよね。

 最近の「出る出る…」に関して言えば、その筆頭が「AR/MRヘッドセット」でしょう。何だったら、昨年のWWDCで発表か?…とさえ言われていたわけで、開発に相当難儀しているのが想像できます。

 そんな中…。
 Apple社製「AR/MRヘッドセット」の発表に向け、社内の意見が分かれている…という記事が来ています。


相当危険な賭けになる予感…

 記事によると、

Appleは今年、拡張現実(AR)/仮想現実(VR)ヘッドセットをローンチするとの見方が濃厚となってきているが、どのような形で新デバイスのジャンルを発表するかでApple社内は揉めている、と英Financial Timesが報じている

ということです。

 「揉めている」内容としては、「なるべく早く発表したい側と慎重な側」の軋轢のようですね。そして、記事中での最大のポイントは、
「ゴーグル型か、メガネ型か…」
という部分だとしています。
 つまりは、「なるべく小型化してから発表したい慎重派と市場開拓のためにも待てない性急派」の意見がぶつかり合っているということになります。

 

 これ、もし「ゴーグル型」の登場時期や性能がAppleが求めているものと合致するのであれば全く問題が無いわけで、そこに問題が生じるということは、
「ゴーグル型を今更発表しても、既存のモデルとの競争に勝てない」
「十分な性能が見込めず、見切り発車的な部分が存在する」
ということなのかもしれません。

 

 新規参入はするものの、結局は十分な競争力を持ち合わせておらず、早々に主力から外れる…というデバイスが少なからず存在するというイメージがAppleには確かにあります。最近では「HomePod」ですかね…。

 どう考えてもツメが甘い…ということが実際あるわけで、今回の「AR/MRヘッドセット」に関しても、購入するには相当危険な賭になってしまう予感がします。

 

「ゴーグル」と「メガネ」と

 ただ、今回の記事で気になったことも…。

 それは、「ゴーグル派」と「メガネ派」との対立という部分です。

 私のイメージでは、ゴーグルタイプはVR等の仮想現実で活躍するイメージ。反対に、メガネタイプは各種情報の表示等の「AR/MR」的な活用のイメージ。
 つまり、形によって「進化の度合いが異なる」のではなく「活用場面が異なる」ということなのではないかと考えるのです。

 その前提で考えると、
「VR的な活用を目指す"ゴーグル型"では分が悪いので、AR/MR分野に舵を切った方がいいのでは?」
という意見が出ている…ということなのかな?

 いずれにせよ、6月のWWDCでは何らかの答えが出てきそうです。
 さて、どうなるか…。

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