CX-60の取り回しは?
CX-60「XD-HYBRID Exclusive Sports」を購入しましてレビューを継続しております。
これまでのレビューはこちらからご覧下さい。
https://www.oyazi.site/archive/category/CX-60
今回はCX-60の「小回り性能」に関するお話。
このCX-60、全幅が「1,890㎜」もある上に、直列6気筒エンジンを縦置きにして搭載しているため、ノーズが長くなっています。
この数値だけ見ると、日常での取り回しが非常に心配になるのですが、ここまで運転してきて「慣れで何とかなる程度の問題」と楽観視することができています。
優秀な小回り性能とシースルービュー
納車後数日は、やはりその横幅への意識が過剰に働いていることもあり、大柄なボディサイズが気になりました。
しかし、長いノーズが垂直に切り立っている形状のためか前方の見切りがよく、前方への心配は早々に解消することに…。
また、最大の懸念材料であった横幅に関しても、1週間もたたないうちに慣れることができました。ただ、要注意な部分としては、「慣れる」ことはできても「物理的な幅広」は存在するということ。
しかし、ここで役立つのが「シースルービュー」です。不安に感じたらセンターコンソールにある「シースルービュー」のボタンをポチり。いけるのかどうかをしっかりと目で判断しながら(もちろん目視が最優先ですが…)運転することで、安心して取り回すことができます。
またもFRベースということで、ハンドルの最大切れ角が大きく、最小回転半径は「5.4m」。CX-5よりも小回りが効くわけで、実際の街中でもその小回り性能の優秀さは実感することができます。
駐車場での取り回しも問題なし。ここでもシースルービューの効果が絶大です。やはり、「行けるのか行けないのか」の判断を見た目で判断できるというのは大きいです。
狭めの駐車場では駐車そのものよりも「ドアパン」の方が気になるので、敢えて遠目のスペースに止めることはありますね。
ただ、立体駐車場では周囲の圧迫感を感じました。
先日、藤原さくらさんのライブに参加するために能代市まで出かけたのですが、駐車場としてイオン能代店を指定されており、ここの立体駐車場が異様なほどのレトロな様式。
通路が異様なほど狭く、上の階まで上る通路が異様なほどのヘアピンぶり…。駐車場内の暗さもあり、これまでに体験したことに無いような圧迫感を感じました。
恐らく、CX-60で無くても感じた圧迫感だったとは思いますが、大柄なCX-60ということもあり、一掃プレッシャーを感じたのかもしれません。
まあ、このような劣悪な駐車場もそれほど多くはないでしょうから、気にしなくてもいいでしょう。
CX-60に乗っていると、自然と「無理しなくてもいいか…」という気持ちが働くということもあり、これまで以上に安全運転ができているように感じます。
今後も安全第一でドライブを楽しみたいと考えております。