Appleの「MRヘッドセット」はそんなに凄いのか?
2023年における新デバイスの本命は「AR/MRヘッドセット」だとされています。
ただ、このタイミングでApple純正のヘッドセットを世に出すことには、Apple社内を二分するような意見の応酬があったやに報道されています。
現状を鑑みるに、お世辞にも「VR/AR/MRヘッドセットが隆盛」といえる状態にはなっていないわけで…。むしろ伸び悩み感の方が強いとさえ感じます。
これではAppleが社運を賭けてRealityOSを発表することに慎重になってしまうのも分かりますね。
しかし、「Go」は決定事項のよう…。
ところが、意外や意外、Appleのヘッドセットをすこぶる評価する記事が来ています。さて、一体どのあたりに真意があるのでしょう?
「感動」さえ与えるデバイスに?
記事によると、
Apple純正ヘッドセットの性能や売れ行きを疑問視する声も少なくない中、AppleのMRヘッドセットを実際に試した人物から「感動した」との感想を聞いたと、著名リーカーであるエバン・ブラス氏がツイートしている
ということです。
ブラス氏は4/19〜20にかけて、
近く発表される第一世代Apple XRのデモに何度か立ち会う機会のあった人物を知っているのだが、その人によると、最新のハードウェアとファームウェアを体験したことで、それまでの『どうせつまらない、大したことのない機能なのだろう』と思い込んでいたのが『感動した』に変化したそうだ。
この製品(Appleのヘッドセット)にはかなりの関心が集まっているようなので、最新の引用を投稿しようと思う。
『(昨年末からの)進化には目をみはるものがある。以前は本当に疑問を持っていた。しかし今は「もってけドロボー」くらいの勢いで感動している』
という投稿を連投。
う〜む、どの部分に「感動」を感じたのでしょうかね?
記事内では、Bloombergの報じた内容として、
MRヘッドセットではAppleのiPad用のアプリが使えること、またApple純正アプリが3Dで使えるよう改良されていること、そしてスポーツの試合やApple TV+の映画が3D体験できること、ゲームだけでなくワークアウトにも使えること
を、特筆すべき「できること」として紹介しています。
ヘッドセット内でアプリがどのように表示され、どのように活用する事ができるのか?
「3D表示」が大きなウリになっているようだが、その没入感はいかほどか?
実際に使用した方がどこにどの程度の感動を感じたのかは不明ですが、果たしてその感覚は万人が感じることのできるものなのでしょうか?
また、一般のユーザーの「必要感」はいかほどのものか?
個人的には未だに「こけるんじゃないかな?」と考えているのですがどうでしょう?