Apple、2027年に32／42インチOLEDディスプレイを発表？
Apple Watchから始まったAppleのOLEDディスプレイ搭載。
色のりが良く、落ち着いた描写ができることに加え、目への刺激が少ないことで、私は液晶系よりもOLEDの方が断然好みです。パキッとした派手さは液晶／miniLEDに分がありますが…。
現在はminiLEDとOLEDが混在していますし、むしろ主流はminiLEDに一旦移っているように感じますが、これまでの情報を鑑みるに、Appleは将来的に「OLED化」の方向に進みたいようですね。もちろん、OLEDの後にはその進化形足る「MicroLED」があるのでしょうが。
大型ディスプレイにおけるOLEDの採用は、2024年のiPad Proとも言われてます。
そして…。
この度、「その後」の情報が入ってきました。
2027年のMac用大型ディスプレイで全てのOLED化が終了する？
未だ姿を見せない「StudioDisplay Pro」はそれまでの繋ぎ？
記事によると、
Appleは、32インチおよび42インチの有機EL（OLED）ディスプレイ（外部ディスプレイ）を2027年に発売するべく開発中で、それまでにiPadシリーズ、MacBookシリーズ、外部ディスプレイに搭載されるディスプレイパネルが、OLEDディスプレイパネルに切り替えられる可能性があると、市場調査会社Omdiaが伝えた
ということです。
Appleが全てを「OLED」に…という考えで臨んでいるのであれば、やたらと登場する昨今の「OLED」情報も合点がいきます。
「iPad Pro→MacBook Pro」の話題が非常に具体的に出回っていますが、今回の情報が正しければ、いずれその他のiPad、MacBook系全てがOLEDを搭載することになるのでしょう。
そうなると、非常に気になるのが、未だに登場しない「StudioDisplay Pro」ですね。
現行のStudioDisplayもその描写には定評がありますが、いかんせん通常の液晶。しかもリフレッシュレートも60Hz。当然「miniLED + ProMotion」を搭載する「Pro」の登場が待たれます。
当然価格も驚くべきものになりそうですが、これから登場しても2027年にはOLEDの大型ディスプレイが登場するとなると、なかなか手を出しづらくなりますね。
miniLEDって、本当に「繋ぎ」の技術で終わりそう…。まあ、技術の進歩ってそんなものなのかもしれませんが…。
Mac用OLEDディスプレイは夢
個人的には、iPad、Macといった、長時間観続けるようなデバイスのディスプレイは目への刺激が少ないOLEDが適している以前から唱えてきました。
特にデスクトップMac用のディスプレイなんて、OLEDディスプレイだったらどれだけ素晴らしいことでしょう。
2027年、登場したら当然欲しくなるのでしょうが、それこそ当然のごとく値段は目ん玉が飛び出るほどのものになってしまいそうです。
解像度を無理に上げなくてもいいので、廉価なものも出してもらいたいのですが…。
Apple純正でなくても…という選択肢も考えつつ、「そのとき」を待ちたいと思います。
