デロンギ KG366J、静電気が…
以前、コーヒーグラインダーであるデロンギ KG366Jの購入をお伝えしました。
以来、快適に使用しています。
もう少し粗く挽ける調節ができるといいのですが、ギリギリセーフというところ。豆の粒状感は均一性が高く、非常にコスパの高い製品だと感じています。
しかし、唯一の欠点として感じていたのが、粉の受け缶の静電気です。
この製品、覧のように受け缶がプラスチック製になっています。
粉の飛び散りを考慮してか、ボディ下全体を覆うように設置する構造。
飛び散ることも無く、大容量で安心なのですが、この受け缶からドリッパーへと粉を移す際が一苦労なのです。
プラということで静電気が発生。
そのままでは全て落ちきってくれず、最後は小型の刷毛を使って払うのですが、この際にも静電気が発生し、最後の粉を落としきるまでに結構な手間がかかります。
より高価なグラインダーでは、専用のステンレス受け缶がセットになっており、ドリッパーにスッと粉を投入する姿を動画などで観ると、
「これができたらいいな…」
という思いが深まってしまいました。
より高価なカリタのネクストGのような機種を購入することも考えましたが、どうしても内部に粉が残ってしまう構造のようで…。
KG366Jは上部がすぐに開けられ、多少残っている粉は刷毛でさっと掃いてやるだけですぐに受け缶に落としてやることができます。この手軽さは大型のグラインダーには無いでしょうから、 KG366Jは残したい…。
と悩んでいたところ、小型のステンレスコップを受け缶代わりに使用している方がいる…とうことを知り、試しに購入してみることにしました。
絶妙なサイズ感! 粉の散らばりも全く無し!
私がアマゾン出購入したのは、「下村企販 コップ 小さなうがいコップ」という小型のステンレスコップです。
本来はうがいや歯磨きに使用する、容量160mLのコップ。
サイズは以下のようになっています。
実はこのサイズ感が非常に重要です。
KG366Jの受け缶ですが、大型のサイズのように見えて内部は狭く、高さは9㎝、横幅が7.5㎝を超えると内部にはまってくれません。
Amazonでは、コーヒーグラインダーの受け缶として他メーカー純正品が売られているのですが、これを購入しても高さ、幅ともに KG366Jにははまらないことになります。
ところが、今回購入したサイズであれば、特に高さが丁度良くはまります。粉の噴出口がちょっとだけ見えるという塩梅のよさ。
心配だったのは奥行き。このコップは開口の幅が「5.6㎝」しかありませんので、もし KG366Jの噴出口から粉が拡散して出てくるようだと、周囲に粉をまき散らしてしまう恐れがあったのです。
しかしそこは「1,000円」の品。
ダメ元で購入してみることにしました。
すると結果は万事OK!
KG366Jの噴出口は奥側にあるため、確かに5.6㎝の幅ではかなり押し込んでやるようにして設置する必要があります。
しかし、実際に動作させたところ、思いの他直線的に真下に向かって粉が噴出されていました。全く問題ありません。
27㌘の豆を挽くと、この程度まで埋まります。
まあ、35㌘程度までであれば溢れる心配なく使用することができるのではないでしょうか?
ステンレスということで、粉の付着はなく、すっきりとドリッパーに移し入れることができました。
これで課題がすっきりと収まりました。
たった1,000円の投資ですが、何だか心がリッチになった気がします。
人って不思議なものですね。
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