Mac Studio情報が続々と…
3月18日、Mac Studioの発売日でした。
発売日当日、日本においては、おおよそ吊しモデルしか手に入らない状態なのでは…と予想しています。
YouTubeでは、ぬふぬふさんが実店舗Apple StoreでのM1 Ultra搭載機(当日受け取り分)購入を報告しておりますが、こちらも吊しモデルなのでは?(詳しくは見ておりませんが…)
お膝元米国ではかなり多くのレビュー動画がアップされているようです。
もちろんMac Studioの高性能ぶりは共通しているのですが、その論調が様々で興味深いです。
ビデオ編集と3D性能
まずもって、ベンチマークスコア比較をそのまま鵜呑みにすると以下のような表現になります。
まあ、それは間違いがないでしょう。
しかし、スコアの数値がそのまま全ての動作に素直に表れるか…といったら、答えは完全に「NO」です。
例えば、現行Mac ProとM1 Max搭載のMacBook Proとの性能比較においても、スコア上は上回るMac Proが動画編集画面ではまともに動かないのにMacBook Proです機敏に動く状態である…ということは、複数のYouTuberさんが報告しています。書き出し時間に関してもしかり。
私のMac Proも、
「恐らく"AMD Radeon Pro Vega II 32 GB"とMacとの相性が悪いのでは…」
と感じる部分があり、どうしてもApple Silicon上での動作を確かめたくて今回Mac Studioをオーダーしたという経緯があります。
つまり、アプリや機材同士の相性で、実際の動作状態は大きく変わるのではないか…ということです。
そんな中、以下のような動画が目を引きました。
実際のM1 Ultra搭載Mac Studioの検証を行っているのですが、結論からいえば、
「動画編集ではMac Studio、3D用途では" i9-12900K + RTX 3080TI"が有利になる」
という結論を導き出しています。あっ、英語はよく分かりませんので、スライド資料からの読み取りになりますが…。
この動画内で紹介されていた以下のスライド。
ゲームや3DグラフィックスのGPU部分等の3D用途では「 i9-12900K + RTX 3080Ti」が優れており、動画書き出しの分野では「M1 Ultra」が優秀です。3DグラフィックスのCPU部分では、M1 Ultraもかなりがんばっているようです。
「Blender」の仕組みや作業内容については全く知りませんが…。
つまりは、これまでの「ゲーム性能に特化したWindows」「動画編集に特化したMac」という構図が、M1 Ultraでも継承されている…ということなのではないでしょうか?
まあ、この動画での検証も、それぞれの特徴のごく一部しか描き出してはいないでしょうが、M1 Ultraの方向性が垣間見られたような気はします。