Mac Studioの体力測定!
先日は、「Mac Studio」の到着とセットアップについて書かせていただきました。
一通り操作してみての感想ですが、
「Macの起動、スリープからの復帰、アプリの起動、データの読み込みが爆速!」
です。
まあこれはMac Studioというよりも「M1チップ」全てに言えることかもしれませんが、とにかくIntel Macのもたつきがないのです。
この感覚、正にiPhoneやiPadのような感覚で、妙な違和感を覚えるほど。
この部分だけでもMac Studioにした恩恵を十分に受けることができている…と感じます。
Macと向き合っている時間の多くが上記のような何気ない操作の繰り返しなわけで、この部分でこれまで感じていたもたつきを解消できるのであれば、そのメリットは甚大と言えるでしょう。
しかし、それだけを求めるのであれば「M1」でいいわけで、当然それ以上を求めてのMac Studio購入です。
まずはMac Studioの「体力測定」といきましょう。
各種スコアは大満足の結果に
これからご紹介するスコアはすでに多くの情報が出ていますので、目新しさはありませんが、「Mac ProとMac Studioを比較していく」という目的を果たすため、自分の個体の実態を確かめてみることにしました。
まずもって私のMac Proの構成とGeekbench5のスコアがこちら。
CPUのシングルスコア以外は現在でも一級品だと思います。
ただ、全体のバランス…という意味では、その性能を十分に生かし切っていないのでは…という疑問が残っています。
さて、いよいよMac Studioのスコア。
まずもって、CPUスコアはやはり凄いことになっていますね。
この手のPCはどうしてもグラフィック関連のスコアを中心に見られがちですが、一般的な作業ではCPU性能に左右されることが多い…ということをMac Proで学びました。
GPUやメモリに影響されることなく発揮されるM1 Ultraの優秀さを味わうことができそうです。
そして、GPU系。
私は48CoreのGPUにしましたので、OpenCL、Metalともに予想通りのスコアです。64CoreならばMac Proに迫るのでしょうが、この部分の数値に反して、M1 Maxの方がMac Proよりも優れている部分がある…という複数の過去のレビューを見て、
「48Coreで十分勝負になるのでは…?」
という考えで節約した部分です。
ディスクスピードは正に異次元!
最後にディスクスピード。
上がMac Pro、下がMac Studioです。
いやいや、Mac Proを購入した際にはそのスピードに驚いたものですが、Mac Studioは正に異次元です。
文字通り「振り切れて」います!
実際の使用の場ではなかなか数値として読み取れない部分ではありますが、データの読み込み、転送等の積み重ねの中で作業の効率化に役立ってくれることでしょう。
さて、Mac Studioの「基礎体力」は分かりました。
問題は、それがどのように発揮されるか…ということです。
次回は動画編集アプリの実態について。
★追記★