「TVer」のインターフェイスが改悪でしかない
4月に入り、「Tver」のアプリやWEB上の表示が一変しました。
今後の同時配信の充実を見越して、今まで以上に「放送局」単位での見取りを考えた上での改変なのでしょうが、これまでTVerを利用してきたユーザーからすると、
「使いづらい」
「見づらい」
の一言です。
改悪でしか無いような…。
「番組表示」「選択タブ」…
個人的には殆ど「ドラマ視聴」を目的として、iPad上で利用しています。
先日、リニューアルされたTVerアプリを開いて感じたのは、
「番組紹介のアイコンがデカすぎる!」
ということです。
iPad Pro12.9インチで表示すると、一つ一つの説明のアイコンが異様にデカく、当然そうなることで画面内での番組紹介情報量は少なくなります。
まずもってホーム画面。
何ですか、これ?
せっかくの大画面を全く活かせない情報量の少なさ…。
これまでのTVerでは、デカいアイコンもありましたが、ホーム画面内のアイコンがもっと小さく表示され、人気視聴ランキングがもっと俯瞰的に見ることができました。
新アプリでは、1位と2位だけで後はスクロールしなくてはいけません。
どう考えても頭のいい表示方法で無いことは明らかです。
また、前まではホーム画面上部に「ドラマ」「バラエティー」などのタブがあり、すぐにドラマ新着ページに辿り着くことができました。
しかし、新アプリでは画面下の「さがす」をタップし、次画面下の「ドラマ」を選択しなくてはならなくなりました。手順がひとつ増えてしまい、非常に面倒です。
さらに、表示される一つ一つの番組アイコンが大きくなってしまい、一画面で表示される番組数が極端に少なくなってしまいました。
たった8番組しか表示できません。
これまでは各アイコンが小さく、恐らく2倍は表示できていたはず…。
TVerのユーザーは、自分の見たい番組を決め打ちして訪れる場合が多いでしょうから、新着順にある程度の数が表示されていた方が都合がいいはず。
私も、1週間の中で追っていく番組を決め、新着順の表示にして見逃しが無いように閲覧してきました。
また、表示数がある程度多ければ、「何曜日の〇〇のあとに△△が表示されるはず」といったように「どの位置に自分が観たい番組が表示されるか」の見通しをもちやすくなります。
これは、改変期前に登場する過去ドラマの一斉配信を見逃さないためにも役立つことですので、アイコンを大きくすることが利用者のためになる…という考えは当てはまらないケースが多いように感じます。
できることであれば、
〇ホーム画面上への番組タブの復帰
〇表示情報量を多くする
ということについて、早急な改善をお願いしたいものです。
本当に表示をデカくすることが使いやすくなることに繋がる…と考えたのだとすると、TVer側の思慮不足はかなり深刻だと言わざるを得ません。
一見しただけで「使いづらい!」と感じてしまう今回のTVerアプリ。
ユーザーが何を求めているかをしっかりと考えていこうとすることの重要性に気付けるといいのですが…。