iOS15.4で打ち止めじゃなかったの?
今年度のiOSに関しては、iOS15.4で「マスク装着時Face ID解除」に対応したことで、
「今後のバージョンアップはしない」
という情報が流れていました。
しかし、先日はバッテリーもち改善を謳う「iOS15.4.1」が登場しました。
しかも、それほどバッテリーもちの改善が認められない…という評判の代物です。
そして…。
この度、何とさらに「バージョンアップ」をした「15.5」のbeta版が公開されました。
これ、想定内? それとも想定外?
「バッテリーもち」対策か?
記事によると、
Appleが現地時間2022年4月6日、登録ユーザー向けにiOS/iPadOS15.5、macOS Monterey 12.4のパブリックベータ1を公開しました。開発者向けベータ1から、1日遅れでの公開
ということです。
内容としては、「Apple Music」「WALLET」での変更がある…ということですので、Appleが全く想定していなかったアップデートでも無いような気がします。
しかし、小変更なのであれば「15.4.2」のような形でもできたでしょうから、もしかするとバッテリー問題の更なる改善を図るためのバージョンアップなのかもしれませんね。
折しも、前述した、
「バッテリーもち改善を謳いながら、全く効果が見られない」
ということに加え、
「Apple Watchの急速充電ができなくなる」
というトラブルも発生したばかりです。
本来であれば、そのような大トラブルを放っておいてマイナーアップデートを行っている場合では内容にも感じますので、バッテリー関連がメインのアップデートになってもおかしくないと思われますがどうでしょう?
WWDCに向け、iOS15の安定化は必須
6月のWWDCの予定も発表されました。
今年は、
「Mac ProやPro Display XDRの新型も来るのでは?」
と想像が膨らみますが、元々はソフトウエアのイベント。
例年、秋にデビューする各種新OSのお披露目の場となるのがWWDCです。
ということは、当然現行のOSでのトラブルをそれまで引きずるわけにも行かないはず。Appleとしては、iPhoneやApple Watch関連のトラブルは、どうしてもつぶしておきたいと考えるのが普通でしょう。
「15.5」で全て丸く収まるといいのですが…。