Apple 「全面ディスプレイiPhone」の特許を申請!
時期iPhone14シリーズでは、ようやくパンチホールのディスプレイへと移行しそうだ…という噂でもちきりです。
ただ、一つ穴の「ピンホール」ではなく、穴が二つとなる「i」型であることや、穴のトータルの大きさが現行のノッチとさほど違いが無いのでは…という情報もあり、どうもすっきりとしないですね。
また、Face ID用のカメラやセンサーをディスプレイ下に埋め込むのが次のAppleの目標とされています。
これに関しては、「i型ホールiPhone」の2年間をはさみ、iPhone16(2024年)になるのでは…という見方があります。
私も、「2年」というiPhoneの周期を考えると、これが妥当だと考えます。
そんな中、「i型」の次の次と思われる「全面ディスプレイ化」の特許の話題が来ています。
iPhoneのディスプレイから「ホール」が完全に消えるのは、いつになるのでしょうか?
埋め込みの仕組みが明らかに
記事によると、
米国特許商標庁(USPTO)が現地時間2022年4月5日、Appleが申請していた画面下にTrueDepthカメラシステムを配置する特許を付与した
ということです。
特許の図表から様々なことが分かってくるわけですが、以下の図を見ると、Face IDカメラの位置は現在のノッチ位置と変わらず…ということのようです。
そして、当然ながら外側からは見えない仕様になる…ようです。Galaxyのように「うっすらと見える」のか、それとも完全に見えなくなるのか…。これだけ待たせているのですから、全く見えないように仕上げてほしいものです。
また、上の「430」「420」を見ると、カメラとセンサーがプロセッサーと連動しながら、スクリーン下で作動するイメージを掴むことができますね。
ディスプレイの厚みがしっかりと描かれていることから、Face ID関連のカメラやセンサーは結構奥まったところに格納されることになるのかもしれませんね。
また、次の図からは、より詳しい内部の仕組みが読み取れます。
カメラの上には、歪みを補正する曲面レンズ、2枚のフィルターがあり、その上に更にディスプレイがある…という構造のようです。
ディスプレイには微細な穴が空いており、ここから光を透過するとのこと…。
穴が空いている…ということは、やはりカメラの存在は外側からも分かってしまうのかな?
2026年頃のデビュー?
さて、肝心の「全面ディスプレイ」の登場時期は?
恐らく2026年では?
「i型パンチホール」が、2022〜23年の「iPhone14」「iPhone15」。
そして、一つ穴の「ピンホール」が2024〜25年の「iPhone16」「iPhone17」。
となると、全面ディスプレイはその次の世代である2026年の「iPhone18」まで待たなくてはならないのでは?
先日は、Appleは戦略的にスクリーン下Face IDの搭載を遅らせている…という記事もご紹介しました。
もしAppleが「戦略的」に考え、ディスプレイの欠けをそれほど気にしていないのであれば
「2026年」はあり得るかもしれません。
問題は…。
その頃のAndroid機はどうなっているか…ということです。
折りたたみスマホへの参入も当分なさそうなApple。本当にこれで間に合うのでしょうか?