Androidのシェアが…
日本人の「iPhone好き」は異常とも言えるほどです。
以前にもスマホの製造メーカーシェアについての記事を書いたことがあります。
2021年第3四半期(7月~9月)のスマホシェアデータでは、日本人の「6割超」がiPhoneを利用している…という結果となりました。
「世界で最もiPhoneを好む国」、それが日本です。
一種異様ですよね。
わたしは、Mac-iPhone-iPad-Apple Watch-AirPods…というAppleのエコシステムにどっぷりとはまっており、まずもってデバイス間の連携の旨みから抜け出せない口です。
Galaxyの折りたたみ機にも非常に興味がありますが、だからといってAppleデバイス間の連携以上の魅力があるかといえば、答えは「NO」です。
逆に言えば、
「何でMacを使わないのに、こんなにiPhoneを使っているの?」
と疑問を感じてしまう…ということ。
Windows機使いだったら、Androidの方が自由度が広がるだろうに…とさえ感じます。
しかし、このiPhoneとAndroid機の関係性に、全世界レベルで異変が起きているようです。
3年半でシェアを約8%ポイント落とす
記事によると、
StockAppsが調査会社のStatistaのデータを引用して伝えたところによると、Androidは過去最高のシェアを記録した2018年7月(77.32%)に対し、2022年1月は69.74%と、3年半で7.58%ポイントシェアを落とした
ということです。
かなり意外でした。
新興国での安価なAndroid機の勢力は絶対的なのでは…と考えていたからです。
これに対してiOSのシェアが「19.4%→24.49%」と向上しているということですから、はっきりと、
「Android機→iPhone」
という傾向が読み取れことになりますね。
記事内では、アフリカやアジアの新興国での相変わらずの強さに触れられているのですが、結果として急速なシェア低下を招いているということは、米国、EU諸国、日本等でのシェアがこれまで以上に伸びている…ということなのでしょう。
iPhoneのシェア向上の要因は?
よく分からないのは、iOSシェア向上の要因です。
個人的には、最近のiPhoneの魅力度は年々下がり続けていると考えています。
新機能は全てAndroid機が先取りしており、Appleのあまりに冒険しない態度が非常に気になります。
正直、
「何でこんなに売れるのだろう?」
というところ。
これに比例してMacのPC内でのシェアがうなぎ登りだったら説明が付くのですが、決してMacが飛躍的に地位を向上させているというわけではありません。
そして考えるのは、
「世の中の"iPhone+WindowsPC"という組み合わせで利用している非常に多くのユーザーは、かなり損をしているな」
ということです。
「iPhone使いなのであれば、Macの便利さを使わない手はない…」
と考えるのです。
もちろん、価格面、アプリ面、職業面等ですんなりMacへの買い換えが適わないユーザーも多いでしょうが、それにしても、
「もっとMacへの積極的な移行が進んでもいいんじゃないの?」
と考えてしまいます。
本当に便利な機能が盛りだくさんなだけに…。