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やはり… 将来のiPadOSはMacライクに進化する?〜「マルチウインドウ」の出来映え次第〜

将来のiPadOSはMacライクに進化する?

 近年、iPadの「使い方における進化」が止まりませんね。
 macOS Montereyにおいては「ユニバーサルコントロール」が搭載され、同一のマウスやトラックパッドでMacとiPadを同時操作できるようになりました。

 それ以前からSidecarでMacのサブディスプレイ化ができるようになったり、マルチタスク対応として「Split Over」「Slide Over」が搭載されたりと、iPad本体の進化以上にOSの進化のよる使い勝手の向上ぶりが半端ないことになっています。

 これに、「ApplePencil」というiPadに特化したデバイスも加わり、一時は少々勢いが止まっていたiPadが、再び「タブレットと言えばiPad」と言われるほどの勢いを取り戻した感が強いですね。

 そんなiPadですが、やはりMacとの決定的な違いは「マルチタスク」ということになります。
 「Split Over」「Slide Over」はあくまでも「画面分割」という考え方であり、2画面限定の使い方しかできませんし、そもそも全画面表示前提であってウインドウズ表示ができません。

 あくまでもiPadは一つ一つの作業に集中して取り組むためのデバイス…という印象が強いわけですが、もう少し自由度の高いマルチタスクもこなしたい…というのは誰しもが考えていることでしょう。

 そんな中、先日もiPad画面内におけるアプリのマルチウインドウ表示に関する噂があったのですが、今回、新たな視点での特許申請に関する記事が来ています。
 禁断の「macOS動作」があり得る?

リンク

Apple自身が否定してきた「Mac ≠ iPad」

 記事によると、

Appleが現地時間2022年5月3日、米国特許商標庁(USPTO)において、iPad用のヒンジ付きキーボードの特許を取得した。同特許内には、macOSが動作しているような画面が描かれている

ということです。

 まずはその図面を見てみましょう。

 まずもって、iPadとキーボードを組み合わせる…という考え方は従来通り。
 Apple Pencilをはめ込むフラップのようなものが付いていますね。

 そして衝撃的なのが以下の図面です。

 なんと、マルチウインドウがバッチリ表示されています!
 メニューバーの表示も、まるでmacOSそのものです。

 まずもって、
「少なくとも今後のiPadOSは"マルチウインドウ"ベースで考えられる」
ということ。

 先日、「Galaxy Tab S8+」の印象を書きましたが、マルチウインドウには対応しているものの、ウインドウを跨いでのデータのやり取りはできないようで、片手落ちになっていたようです。
 恐らくiPadOSではこの点はクリアした上で登場することになるでしょう。

 今回の特許は、「その後」の展開になりそうです。
 その際の目玉は、
「どれだけmacOSの使い勝手に近づけるのか?」
ということに絞られますね。

 元来Appleは、
「MacとiPadが統合されることはない」
という立場を貫いています。
 しかし、今回の特許図面では、限りなくMacとiPadが近づいているような感を受けます。

 しかし…。
 macOSの機能をそのまま活かし、その上でApple Pencilも使えるようになる…なんてことは近い将来においては不可能でしょう。
「macOSライクな操作性にはなるものの、本質的にはiPadOSベース」
というのが本当のところなのではないでしょうか?

 

多機能は要らない! マルチタスク特化型で

 私が望むのは、
「余計な機能を省き、現状の不満点であるマルチタスク充実に特化したOS」
です。

 そもそも画面が小さいiPadにおいては、活かすことのできる機能には限界があります。
 だからこそ、余計な部分は省き、ウインドウ表示と各ウインドウ間のスムーズなデータ連係という部分に特化した進化をしてもらいたいと願います。

 あくまでもiPadは少数のアプリ、あるいは機能に集中して取り組むためのデバイスです。
 「MacとiPadの統合」という視点ではなく、あくまでも各デバイスのよさを生かすための融合という考え方で前進してもらいたいものです。

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