超問題作？ Apple Pencil (USB-C)は認知されるか？
「10／17に何かが出る…」
とされていたAppleの新デバイスですか、出てきたのは「Apple Pencil」でした。
しかも…。
当然我々が期待していた「Apple Pencil3」ではなく、USBS-C版のApple Pencil。ただ、これが「Apple Pencil2」のUSB-C版ではなく、どちらかというと初代のUSB-C版という印象の上に、Apple Pencilといえば…というあの機能が省かれていたりと、早くも「劣化版」の声が上がっているようです。
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明らかな劣化版を今出す意味とは？
記事によると、
アップル（Apple）は17日、新製品として「Apple Pencil（USB-C）」を発表した。価格は1万2880円で、11月上旬から販売される
ということです。
今回のApple Pencilは、既存の機種を置き換えるものではなく、「新型」という位置づけのようです。
初代、2代目、USB-C版の違いを以下のようにまとめています。
まず驚くのは、
「USB-C版に初圧検知機能がない」
ということです。
線の微妙なタッチを表現できないのでは、お絵かき系には非常に厳しいです。選ぶ価値がない…といってもいいレベルです。
また、「マグネット取り付け」はできるものの、
「ワイヤレスペアリング、充電ともにできない」
という致命的な弱点が…。
つまり、ペタッとiPadに貼り付けてはおけるが、ただそれだけ…ということ。充電する際には結局USB-Cケーブルを使わなければいけない…というお粗末さです。
これ、使い勝手に関しては「初代」と大して変わりません。マグネットでの取り付けはできるので、収納場所には困らないかもしれませんが、ただそれだけです。
そして、「ポイント（ホバー）機能」は付くのですか、そもそもこれはiPad Pro用の機能。正直、iPad Proを利用している方が筆圧感知よりもホバー機能を優先するなんて想像できませんので、Appleが何を考えてこのPencilを登場させたかの、よく分かりません。
完全に、
「端子をUSB-Cに寄せるための形作りの戦略」
としか考えられません。
そして、筆圧検知機能が付属したサードパーティー製のスタイラスも充実している中、この新型を進んで購入する人がどのくらいいるのでしょう？
「安さ」と「USB-C」を優先するのであれば、完全にサードパーティー製の方がコスパが優れていると思うのですが…。
Apple、やらかしたかな…。
Apple Pencil3はやはり「M3搭載iPad Pro」と同時登場でしょうかね？
