Galaxy S23 Ultraに2億画素イメージセンサー搭載?
2023年初頭頃に登場すると言われている「Galaxy S23シリーズ」。
最近のスマートホン市場の調査では、Android機からiPhoneへの鞍替えが目立った…という報告もされており、Samsungとしてはなかなか思うようにシェアを伸ばせていない現状もあるようです。
理由は正直分かりません。
最近では最新技術はAndroidから…が定番。
その中でもSamsungは世界最先端を行っているのは周知の事実です。
また、HUAWEIが元気だった頃はAppleの牙城が崩れかかっていた時期もありましたので、HUAWEI案件以降、シェアや企業の勢いといった面ではAppleが急速に立て直した感が非常に強いです。
別にiPhoneがブレークスルー的な技術を発表したわけでもないだけに、本当によく分かりません。
世界中が「安定志向」をとるようになったのか?
いやいや、そうだとすれば「今更感」が否めません。
世界的な半導体不足、ウクライナ情勢等が重なり、世界的に冒険をする心持ちが減退しているのかもしれませんね。
さて、そんな中…。
Samsungに「2億画素」センサーが搭載される…という記事が来ています。
異次元過ぎ!
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その画素数、何に使うの?
記事によると、
Galaxy S23 Ultraに、新しい2億画素イメージセンサー「ISOCELL HP3」が搭載される可能性があるとGalaxyClubが伝えた
ということです。
2億画素センサーに関しては、
「2021年9月に2億画素イメージセンサー"ISOCELL HP1"を発売、既に後継センサーの開発に取り組んでいる」
とさせていますので、技術的にはクリアしているようです。
もしこのセンサーが搭載されたとなると、当然「売り」にはなるでしょう。
しかし…。
ここまで来ると、果たして「2億画素」がどれだけユーザーの心を掴むことができるのか…については疑問符が付くと考えます。
いやいや、現在の「1億画素」でも十分過ぎるんじゃ?
それを2億画素にしたところで、一体「誰が何の目的で」使うの?
数年前までの主戦場であった「超広角」「マクロ撮影」「暗部性能」等に関しては、各メーカー一周した…というか、もはや「当たり前」の技術・性能として捉えられています。
ここに来て「高画素化」ということなのでしょうか?
iPhoneにしても、iPhone14 Proには「4800万画素」カメラセンサーが搭載される…とされています。
私はこれでも多すぎる…と考えます。
だって、一眼カメラでさえ4000万画素を超えると「高画素機」と見なされるのに、なんでスマホだけ高画素化が止まらないのでしょうか?
一画素あたりセンサー面積が極小化し、当然生じるアラはソフトウエアレベルでごまかすことになります。
当然そのアラを目立たなくするようにとソフトウエア技術は進化の一途を遂げているのでしょうが、どう頑張っても一眼で撮影した画像と比較すると「違和感」が残るでしょうし、その違和感の度合いは次第に大きくなって行くことになるでしょう。
私は正直、スマホカメラであれば現行iPhoneの「1200万画素」で十分だと思いますし、せいぜい「2000万画素」あれば、それ以上は望むものはない…と考えています。
今後の高画素化は、ユーザーの心を捉えることはできない…と思うのですが?
さて、各メーカーはどのように考えてカメラの高画素化を進めているのでしょうね?