M2搭載 MacBook Pro13インチ発売に思う…
いよいよM2搭載のMacBook Pro13インチが発売されました。
お届け日の推移を見ていると、最近のMacほどの動きはないようですね。
予想通り、殆どの方が「Air待ち」ということなのでしょう。
ところで、9時ちょっと過ぎに気になってAppleのOnlineサイトを覗きに行ったのですが、何だか異様な事態になっておりました。
今後のMac販売にも同様のことが続きそうで非常に気になりましたので書かせていただきます。
「カスタマイズ = お届け日遅延」はいかがなものか?
気になったこと…というのは、Appleが唱えていた「6月24日発売」という文言。
私がサイトを覗いた時点では、「6月24日お届け」になっていたのは「8GB・256GB/512GB」のいわゆる「吊しモデル」のみ。
また、開始数時間は「24GB・1TB」のカスタマイズしか受け付けられておらず、こちらの納期が「7/27〜」となっておりました。
数時間後には他の組み合わせもできるようになったのですが、このタイムラグはいただけません。
「なんだ、カスタマイズできないのか…」
と、注文を諦めた方も相当数いらっしゃるのではないでしょうか?
救いは、翌朝になっても殆ど納期に影響がなかった…ということ。つまり、それほどの発注がかかっていないということです。
今回のことを基に、今後のAppleデバイス販売に関しての懸念を書かせていただきます。
①「カスタマイズ = お届け日遅延」
一番の懸念はこれです。
3月にMac Studioを購入した際も気になっていたこと。Mac Studioも「発売日」とされた日に納入可能だったのは所謂「吊しモデル」のみでした。
私はSSD容量をカスタマイズしていたこともあり、納期は1週間以上遅れたのですが、どうやらそれがデフォルトだったということをTwitter等の他ユーザーさんのつぶやきで気付きました。
私はかなり早い段階でオーダーしていたのですが、その時点ではすでに「1週間後」のお届けになっており、
「これだけ早くオーダーしても発売日に間に合わないなんて…。よっぽど初期数量が少なかったんだな…」
と諦めていたわけです。しかし、それが当然だったと…。
予約開始を心待ちにするユーザーは、少しでも早く手に入れて楽しみたい…と考えているわけで、そんなユーザーにとって「発売日・お届け日」は非常に重要なファクターです。
「発売」というからにはすべてのラインナップが「発売」にならないと…。これでは一種の詐欺状態です。Apple側がしっかりと事前にアピールすべき問題だと考えます。
少なくともMacに関しては、恐らく今後もこの「カスタマイズ = お届け日遅延」状態が続くと予想します。半導体不足、中国のロックダウン等、諸事情があるのは分かりますが、
「だったら事前に知らせてよ!」
ということ。
ユーザーに対する思いやりが足りません!
②モデルごとのオーダー開始時刻のずれ
今回の発注開始に伴って「何故?」と首をひねったのが、前述したモデルごとのオーダー可能時刻のタイムラグです。
だって、9時からしばらくの間はカスタマイズモデルの一部しかオーダーできなかったわけで、この点に関しては憤りさえ感じます。
前述したようにオーダーを諦めたユーザーがいる可能性も大きいわけで、Appleには猛省を求めたいところ。
こちらに関しても、何らかの事情があったのであれば、販売サイトに、
「その他のカスタマイズモデルは、〇〇時からオーダー開始」
等の一言があればそれで済むわけで…。
私なんかは、
「ユーザーを馬鹿にしているのか!」
と、ちょっとばかり興奮してしまった次第です。オーダーしていない私でさえこう思うのですから、本気で購入を考えている方にとっては大きな問題だと考えます。
「Air」が心配!
恐らく…。
同様のことが来月の「Air発売日」にも起こるでしょう。
また、Airは大人気になるでしょうから、初期出荷分を逃すと一気に納期が延びる可能性もありますし、そもそもカスタマイズすると1ヶ月も納期が遅くなるようでは、ユーザーの不満が高まることも予想されますね。
日本においては、
「値上がりしているのに、欲しくても買えない」
というApple主導の取引になってしまうことが濃厚であり、何だかモヤモヤしてしまいます。