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AirPods Pro2レビュー【③】〜音質編  動画視聴には最適のデバイス〜

AirPods Pro2、その音質は?

 AirPods Pro2のレビューをしております。

 

 最大の売りとも言えるノイズキャンセリングにおいて飛躍的な向上を示したことで、「2代目」の地位も確固たるものになるのは疑いの余地がないところですが、一応「音質」のことも考えておきましょう。 

 そもそもAirPodsの歴史を振り返ると、「音質追求」というよりも、iPodやiPhoneを快適に利用するためのアイテムとして進化してきたのがApple製イヤホンの軌跡です。

 耳への刺激が少なく、いつまででも装着していられる…、そんな柔らかさはあるものの、解像度、音の広がり、分離感等の音質で語られる要素については他の音質特化型のイヤホンと同等のレベルでは語れないというのが、正直なAirPods系の音質です。

 今回のAirPods Pro2に関しても、基本線はこれまでと同等の考え方で大丈夫。
 まずもってこのことは明言しておきます。

 しかし、音質における「ある側面」に関しては、大きな進化を遂げたと感じています。

 果たしてそれは?

 

「音声特化型」で、動画やradikoでの魅力が増す

 AirPods Pro2の初代からの音質変化とすれば、「AirPods2→AirPods3」の際と同様と捉えていいでしょう。

 最大の変化は低音の量です。
 音楽を下支えする低音の量がかなり増え、豊かにはなりました。

 また、中音域も低音に負けないようにチューニングされたようで、張り出し感も増しています。

 AirPods3でもそうでしたが、その分高音部が目立たなくなってる感は受けます。
 ただ、もともと初代AirPods Proは高音が出るタイプではなく、この点においてはAirPods2とは異なる音傾向でしたので、「変化量」とすればむしろ「AirPods2→AirPods3」よりも少ないと思います。

 中には「音質最高」とおっしゃるYouTuberさんもいらっしゃるようですが、そんなことはないかと…。

 

 では、私が何を評価しているかというと、「動画視聴時」の自然な音声再現性です。

 以前から、AirPods類を動画視聴時に重用している…ということは書いてきましたが、この点でいえば今回のAirPods Pro2は最強です。

 私は空間オーディオ系の人工的な広がりのある音が苦手で、こちらは「切」にしていますが、通常モードのドラマや映画、radikoの音声は、最高に自然に聴こえます。

 これ、どんなに音質に優れたイヤホン、ヘッドホンでも真似のできないAppleの芸当なんですよね。何が原因なんでしょう?

 最強となったノイキャン効果もかなり効いており、動画の成果に没頭できる環境をつくってくれているほか、キンキンとせず、「特徴は無いが素直な音」というAirPods Pro2のよさが最大限に活かされていると感じます。

左がAirPods Pro2

 これまでの「AirPods Pro」「AirPods3」という環境では、ノイキャンが必要ない場面では「AirPods3」の方が自然に聴こえるために優先して使用してきましたが、これからは常に「AirPods Pro2で行きたい!」と考えてしまうだけの魅力があります。

 

 ノイキャンにしても、動画再生時の音にしても、試せば試すほどに魅了されてしまうのがAirPods Pro2です。

「買い換えるほどではない…」
とするレビューもありますが、もし余裕があるのであれば今すぐにゲットした方が幸せになれると断言しますよ。

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