iPhone14シリーズのリセールバリューは下がるのか?
ついに「iPhone14 Plus」の発売が開始されました。
全く関心が無く、これまで情報収集してこなかったのですが、10/8の時点でオンラインストアの情報を見ると、到着に6日ほど要するステータスになっていますね。
非常に不人気で、在庫がだぶつくような噂もあったので、正直意外でした。
どういう状況なんでしょう?
取り合えず当日までの予約分だけしか手元に置いておかなかった?
製造が追いつかないのであれば、数週間の期間が空くことが想定されますので、現在の1週間弱という期間があまりに謎すぎます。
大量の在庫を中国にストックしており、注文がある分だけ取り寄せているのでしょうか?
不人気が噂されている「無印」の今後の動向も非常に気になるのですが、そんな船出したばかりのiPhone14シリーズに関して、かなり気になる情報が来ています。
iPhone14シリーズのリセールバリュー、どうなる?
変化のなさに市場が反応?
記事によると、
中古デバイスの売買を行うSellCellの調査によれば、iPhone14は一度中古デバイスとなると、新品と比べて買取価格が平均で38.4%下落することが明らかになった。この価格の下落は、iPhone13と比較して著しく大きなものとなっている
ということです。
SellCellが発表したのは、発売から10日後時点での買い取り価格の情報です。
なるほど…。
iPhone13シリーズに比べると、iPhone14シリーズの殆どのグレードで「下落率」が大きくなっていますね。
14が勝っているのが「Max」の大容量モデルのみ。
「無印」では15%弱、「Pro」でも5%ほど、買い取り価格が下がっています。
「無印」は惨憺たる状況ですが、この資料発表時にはまだ発売前だと思われる「Plus」の落ち込みもひどく、発売前から不人気機種の烙印を押されてしまっているようです。
iPhoneの買い取り価格に関しては、発売直後に結構落ち込み、それから下落率の回復が始まることが殆どです。
現在は新機種を手にしたユーザーが品定めをしている段階であり、今後供給が落ち着いてくると「高値安定」の次期に入るのだとは思いますが、今年のiPhoneのリセールに関しては、これまでとは異なる値動きもありそうですね。
特に「無印」に関しては、チップ性能、筐体デザイン等で旧機種から受け継いだものが多く、新鮮味に欠ける…という大きな弱点があります。
リセールが弱含みで進むことは致し方ないでしょう。
しかし…。
「Pro」までも引きづられるように弱含みなのが納得いきません。今後回復してくれるといいのですが…。
今後のiPhoneの展開が心配
今後iPhoneは、
「Proモデルには新チップを、無印には旧チップを搭載して、差別化を図っていく…」
という戦略を練っているともいわれています。
以前の記事にも書きましたが、これ、危険です。
下手をすると、「無印には興味を示さない」というユーザーが多くなり、Proモデルを買えないユーザーの「iPhone離れ」が進んでしますことか考えられます。
あるいは、新製品を買わずに中古品や型落ち品を最初から狙うとか…。
利益率を重んじるAppleですので、これでは明らかにねらいとは異なる結果になってしまうでしょう。
iPhone離れが進めば当然リセールバリューも落ちる…。
悪循環の入り口にならなければいいのですが…。