iPad Pro高すぎ!
予想通り、新型iPadが来ましたね。
無印iPadからついにホームボタンがなくなり、時代の流れを感じます。
まあ、こちらはApple Pencil(第1世代)のポート問題がひどいことになってますが…。
新型iPad Proに関しては、予想通りに「M2」搭載でした。
「M1搭載」の先代を持っている私からすると、元々買い換えの価値は感じないモデルでしたが、そんなことは吹っ飛んでしまうように、その「価格」にばかり目が行ってしまいます。
高すぎます!
12.9インチの「128GBモデル/Wi-Fi」という最小構成で、その価格は、
税込み「172,800円」!
20万、30万は当たり前…という世界は、もうすでに「Macの領域」です。
日本における限界値を突破してしまったのでは…?
私はこの価格を見て、
「日本における価格の限界値を超えてしまったのでは…?」
と感じました。
もちろん、Appleデバイスにはそれぞれの得意分野があり、その機能を比べること自体がナンセンスだということはよく分かります。
しかしそれも、「全てのデバイスを購入できる可能性がある」からこそ考えられる思考形態です。
「手書き(描き)」という部分が絶対的に必要でなければ、MacとiPadの優先順位は完全にMacが上…と考えています。
これまでは、
「12〜3万円出せば、12.9インチのiPad Proが手に入る…」
ということで、「買い」を判断してきました。
しかし、これが20万円だとすると…。
私的にはおいそれと新品を購入しよう…とは行かないかなと考えてしまいます。
Macは、できる限り高性能なものを…と考えますが、iPadにはそこまでぎりぎりの性能は期待しなくてもいいかと…。
この値付けであれば、今後は「整備済品」を狙うことになるかも…。まあ、それでも高価です。型落ちの整備済品くらいでぎりぎりか…。
だって、為替の影響とはいえ、ここまであからさまに値上がりが続くと、さすがに萎えてしまいます。
以下のサイトには、7月の値上げ時点での価格比較表が掲載されています。
iPadの一覧がこちら。
iPad Pro12.9インチ「Wi-Fi/128GB」で考えると、今回の値上げで、
「112,800円 → 159,800円 → 172,800円」
と推移していることになります。
さすがに「1.5倍以上」の価格を、「同一機種」と見なして買い換え対象に選ぶことは、私にはできません。
いくらAppleのせいではない…と言われても、これでは「無理」と感じてしまいます。
これ、特に日本においては、ユーザーの我慢できる「限界値」を超えてしまったのではないでしょうか?
「iPad離れ」が真剣に心配…
「MacとiPadのどちらを優先させる?」
という問いに関しては、Macを選択するユーザーの方が多いでしょう。
Macは替えが効きません。
性能面で妥協したくないのもMacでしょう。
一方iPadは、
「iPad Proが無理だから、Airや無印にしておこう」
というダウングレードの考え方は比較的容易だと思います。
さらに、
「高すぎるから、大画面のiPhoneで我慢しよう。さらに大画面が必要な場合はMacで…」
という、「iPad切り捨て派」も出てくる予感がします。
もちろん、前述したように「Apple Pencilが必須」というユーザーはさすがに「切り捨て」は無いでしょうが、ダウングレードは積極的に考えざるを得ない今回の値上げだと思います。
新品のiPad、日本では売れなくなるのではないでしょうか?
「無印」だって、以前のようなエントリー感を受ける価格設定ではなくなっています。
iPhone14も人気に陰りがあるようですし、このまま「Appleデバイス離れ」が進んでしまわないか、本当に心配です。